昨年末、小顔に関する本でkindle Unlimited対象本をピックアップしていたうちの一冊。年越してしまった。

 

昨年末に読んだ4冊はこちらです。昨年分の著者は、みなさん女性でしたが、今回は男性の著書です。

ビフォーアフターの写真はとても変化がわかりやすいです。前回の4冊では『美人に見られたければ顔の「下半分」を鍛えなさい!』にもビフォーアフターの写真がありました。著者は是枝信子さん。彼女は歯科医でもあり、メイクアップアーティストでもあります。

ビフォーアフターの写真がある著者は、お二人ともメイクアップアーティスト。そして自身の見た目を変えようというモチベーションから試行錯誤されています。

 

今回「小田切流~」

内容は大顔の原因とその解消法。そして小顔メイクのコツ。小顔になるための生活習慣

読みながらの印象は、一番押し付け感がなかったです。

年末に読んだ4冊との共通点

アプローチはそれぞれ、具体的なマッサージなども少しずつ違うのですが、周辺というか、前提はどれも共通しています。
  • よい姿勢が大事。
  • スマホはほどほどに
  • 顔の筋肉で使っていないところに老廃物がたまる
  • ストレスとの付き合い方、睡眠が大事
姿勢ですねぇ。筋肉も骨格も体とつながっているので、姿勢にゆがみがあれば顔に歪みがでてくるのは避けられないのですねぇ。そりゃその通りだけど、切り離して考えがちです。
 
スマホ姿勢が顔の見た目に悪いというのは、5人が5人とも書いています。スマホ時間は減らさない理由がありません。
 
顔の筋肉はまんべんなく使いたい。でもそれは難しい。そこを補うためにそれぞれのアプローチでマッサージや体操を提案されています。
 
過度のストレスは血行不良を起こすので肌にいいわけないです。そしてきれいにためにはよい睡眠です
 

本書の特徴:大顔の原因 顔コリと肌便秘

顔コリの原因

  • 身体の姿勢やクセなどからくる歪み
  • 使われていないところに老廃物が溜まる

肌便秘

  • 与えすぎのケア
  • 老廃物がたまる

大顔の解消は夜の断捨離スキンケアと毒排出マッサージ

顔肌の夜ケアは排出のみ

ヘア・メイクアップアーティストであるということから、以前は夜もしっかりケアをおこなっていたけれど、本人いわく「油溜まり」となっていた。その反省から「保湿」は朝、日中のみ。夜はクレンジングと洗顔で一日の汚れと角質を取り去るだけ。保湿は考えなくていい!とのこと

 

夜はクレンジング剤と洗顔、そしてピーリングとにかく落とす

肌便秘の一因である油溜まりを解消するため
  • クレンジングで角質オフ、洗顔料は表面の汚れを落とす
  • クレンジング剤は規定量の3倍以上を使って! 多く使うことで肌への摩擦や圧を回避する
  • 洗顔料は手でなく、顔で泡立てるから汚れが落ちる
  • 毎日同じ条件で、自分の手で、肌の変化を感じるように

クレンジングと洗顔が終わったらマッサージで老廃物を流してすてる

  • 必ずクレンジングと洗顔のあとで、
  • 植物オイル(アルガン、ローズヒップ、オリーブ、スクワランオイル)を使用
  • オイルは5滴から滑りが悪くなったらすぐ追加
  • このとき化粧水も使う
マッサージの手順はまず老廃物を流す道をつくるところから
準備
  1. ワキ、鎖骨、首筋(老廃物の通り道)
  2. 頭皮をほぐしてリフトアップ
  3. 耳をほぐしてマッサージ効果

  • おでこ:顔の上半分の若さはおでこをほぐせば手に入る
  • 眉コリを放置するとおでこのシワの原因になる
  • 目のまわりはやさしく
  • 頬、面積が大きいので手入れの違いで印象がかわる
  • 口の周り、老け印象が表れやすい
老廃物を流す
  1. フェイスライン~エラ
  2. 首筋~鎖骨 ←ここで老廃物を捨てることでマッサージも効果が出る、とのこと

ここまででとりあえず試し始めたこと

●洗顔料を顔で泡立てるべしはちょっと驚き、著者自身も泡立ててからだと信じていたそうですが、「泡立てる」過程で汚れを掻き出す、とのことです。
クレンジング剤や洗顔料をたくさん使うところ。洗浄力の問題ではなく、肌への摩擦や圧を避けるため、というのはありかなと思いました。
 
クリスマスから年始に姉妹でなんとなくプレゼントをしているのですが、妹からクレンジングオイルや洗顔料をもらったので、たっぷりを試してみました。
クレンジングオイルをたーっぷり使うと確かに肌への摩擦は少ないなぁと思います。

小顔メイクのコツはシンプルで真似しやすい

第4章 骨格矯正メイク
ここでは、ハイライト、チーク、ローライト(シャドウ)を使う小顔メイクのコツが説明されています。
シンプルで真似できる技もありましたよ。

 

5冊読み終わって

結局、姿勢のよい生活習慣と、スマホほどほどというのは必須なんだなぁと。
マッサージや体操もすこしずつ違っているようで、全体を通してみると似ている部分もある。それぞれの解説や説明に目を通したことで、このマッサージや動作がどういう効果のものかなんとなくわかってよい。‥‥‥というのは前回も書いてますね。

 

前回の4冊の読書報告で挙げた本と、今回もkindle Unlimited対象だったり、とても安かったり、まとめて読んでよかったかな。全部をしっかり覚えているわけじゃないけれど、これからどんなケアをしていけばいいか、方向性がわかった感じ。

 

というか、昨年、わたし自身は滑舌練習をしてあごのたるみがちょっと改善したんです。5冊読んだことで、顔の筋肉をひろくまんべんなく動かせたから効果があったんだなぁと、後付けで理由がわかったというか。滑舌練習は続けているのですが、悪くないんだなぁと安心しています。

これについては、「50代半ばから、きれいになりたい」というサイトを作り始めました。まだ記事は2つだけ、今後は、本で学んだことなどもまとめて紹介していきたいと思います。