世界中を旅しながら紀行文エッセイを執筆する
フランス人女性エッセイスト、ジャンヌは、
アシスタントの花と共に、とあるリサーチのため
奈良県の吉野を訪れる。
杉の木立が連立する山間で生活する山守の智は、森で暮らす
女アキの予言通りジャンヌと出会い、文化の壁を超え、次第に
心を通わせていく。
そして、智と同様に、山を守って生きる山守の鈴、猟師の岳や
源の運命も思わぬ形で交錯するが……。
ジャンヌが自然豊かな神秘の地を訪れた理由とは?「
そして、智が見た未来とは……?