声をかけてもらうこと、うれしいですか? | 白杖ウーマンharukoのブログ

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視覚障害(網膜色素変性)、弱視、白杖使用。手帳2級。視覚障害について日々感じる、うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと、そして好きなこと、やってみたいこと、などあれこれ書き留めて行こうと思います。よろしくお願いします。

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はじめましての方、見つけていただきありがとうございます。

白杖ウーマンharukoです。

 

今朝は寒かったけど、

午後になってあたたかくなってきました。

今日は家で作業をしています。

ふっと、昨日、美容院に行ったとき

行きだけで3回声をかけていただいたなあって

うれしい気持ちを思い出していました。

 

昨日のブログがこちら

 

 

 

白杖を持って外を歩くようになり、

特に一人で行動していると

結構な確率で声をかけていただくんです。

私は、「ありがたい(´;ω;`)ウッ…」って思うほうです。

 

視能訓練士さんのお話では、

声をかけられるのがいや、という方もいるんですよ、と。

なので、白杖で外を歩きたがらない、のだそうです。

 

私が、声をかけるということができなかった人なので、

自分に声をかけてもらえると、

その行動にありがとうと思うのです。

 

弱視なので、少し見える視力でゆっくり歩けば

知っているところは行くことができるのですが、

エスカレーターにたくさん人がいると

いなくなってから行こうと思うし、

道を歩く時も、点字ブロックを頼るので

どこだ? って探していたりするのですが、

そんな時、声がかかります。

 

すたすたと歩いている時には、声はかかりませんね(^^)

何か困ったオーラが出るんでしょうか(笑)

 

「いつも声をかけなくても、

どこかで誰かが見ていてくれてますから」

って視能訓練士さんに言われたことがあります。

困ったときもですが、様子伺いで止まっている時も

声をかけていただけると、その言葉をとても感じます。

 

白杖=全盲、と認識されている方がまだ多いかな、と思います。

声をかけていただいた時には、

少し見えるのですが、、、とお伝えして、

サポートしていただくことで安心して歩ける、

とても助かった、

という気持ちは、言葉に出して伝えています。

 

困っていることを伝える、

自分がどうしたいのか伝える、

ここからは自分でできるから、と伝える。

 

白杖で歩き始めた頃は、

優しい気持ちがうれしくて、

ただ甘え察せていただくという感じだったのですが。

『ラストマン~全盲の捜査官~』のドラマを見てから、

自分がどうしたいか、どうしてほしいのか、

こちらから伝えることも大事と思えるようになり、

言えるようになりました。

 

毎回、ほんの数分の出会いですが、

感じる優しさ、温かさは、とても大きいものです。

もう会うことがない一度だけの出会いの中で、

ちょっとだけお互いの事を話すことができたり、

これから●●に行くのよ~、なんて話が聞けたり、

妹と待ち合わせをしているとその場所までサポートしてくれて、

「妹さんと楽しんでくださいね!」って言ってくれたり。

 

声をかけていただいた方々の顔を

はっきりと見ることは難しいけれど、

みなさん、笑顔でやさしい表情をされていることは

伝わるし、分かります(o^―^o)

 

時々、悲しくなるような言葉を受けたり、

態度をとられることもあるけれど。

 

今まで経験してきたことからは

 

優しい人が断然多い

 

と思います。

 

私は、声をかけていただける、ということが

とてもうれしい、と思う人です♪