もうかなり前になりますが、関心を持ち説明会に行ったことのあるむつう整体。

公式サイトの「むつう整体の創始者」という項から一部を引用させて頂きます。

カイロプラクティックとは、脊髄の歪みを治して、あらゆる病気を癒す治療法です。B・J・パーマー(1882-1961 アメリカ)は、その療法を発展させるうちに、頚椎(けいつい)1番と2番(頭と頚の付け根、頭蓋骨のすぐ下の骨)の歪みを正すだけで、ドミノ倒しのように椎骨が整い、難病が自然に治癒することに着目しました。(これをホールインワンテクニックといいます)
頚椎の歪みを正せば自然治癒力が高まるというのは、つまり、脳幹こそがイネイトを生み、全身に巡らす源だったからなのです。私は誰もが持っている生命の力を「イネイト・インテリジェンス」(内なる自然の叡智)と呼んでいますが、このイネイトが脳幹にあることに注目しました。

私の場合も、いきなり気づいた体の不快さの根本原因は、この上部頚椎の歪みでした。

そして、長くは続きませんでしたが、この歪みが正されたとき、本当に、頭蓋骨の歪みまでもが解消されるのを感じたのです。

 

あれから、25年以上、日々強さは違うものの、この歪みを抱えたまま生きてきたのは、いろいろなことがわかる今のためだったのでしょう。

 

 

「後頭下筋群」と言われているのですが、項部の最深層には、頭蓋骨と上部頚椎を繋いでいる四つの筋肉が左右にあります。

これらの筋肉は、目との関係も深く、頚肩部痛の原因として注目されています。

 

さて、前回の記事心身をつなぐパイプとなるファシア 髄膜に書いたように、脳脊髄を覆っている髄膜の一番外側の層は硬膜といいます。

 

そして、この硬膜と後頭下筋群が、結合組織によってつながっているということが、David Lesondak著書『ファシア』の第3章に書いてありました。

環椎と軸椎の後面と硬膜の間にあり、実際に存在する軟部組織のつながりは、ほぼ100年前に最初に発表された(Von Lanz 1929)。以降の追跡研究(Kahn et al.1992)の結果、硬膜を小後頭直筋につなげる結合組織の橋が見つかった。さらなる研究で、硬膜と大後頭直筋と下頭斜筋の間に類似した線維性結合が認められた。(P.74)

最初の環椎は第一頚椎、軸椎は第二頚椎のことですね。

もう少し引用させて頂きますと、

この結合に関する別の組織学的研究(Scali,et al.2013)は、この組織構造の存在だけでなく、線維性の結合組織の中に固有受容神経終末が存在することも明らかにした。ファシアは単に固定する役割以上に、これらの神経終末の存在によって、頭頚部から硬膜への張力のリアルタイムな伝達が、この連結部で作用していることが示唆された。さらには「このつながりは硬膜の張力によるメッセージを調整するだけでなく、脳脊髄液の流れも調整している」という仮説も生まれた。

と、あります。

結合組織の橋があるということはネットで見て知ってはいました。

けれど、結合組織の中に固有受容神経終末があることは初めて知りました。

 

思い出したのは、ボディセラピストであるスタンレー・ローゼンバーグ氏の著書『からだのためのポリヴェーガル理論』に書かれていた、上部頚椎のお話です。

 

目の使い過ぎで上部頚椎の歪みが強くなってしまうので、続きは次回にさせて頂きますね🤗

 

硬膜と上部頚椎と後頭下筋群と目と(後半)

 

 

 

 

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