父へ | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



前回の父記事。


今日改めて検索でよく調べてみた
父のこと。


古い古い私も生まれるずっとずっと前の話しなのに、

こうしてまだそれが存在しているのが嬉しい。父の筆名を入れても出て来る。

小説ロック
第2回2席ですね。
「飛行する死人」

怖そうなタイトル。
でも推理小説ですから仕方ありません。
娘とはジャンルが違いましたね。

選者さんが
江戸川乱歩、横溝正史、坂口安吾

というのをこの歳になって
初めて知り凄過ぎる。

私は父から口伝えでそれとなくしか
聞いていなかったし
子供の頃などそういうことには
あまり興味もなくて
半分、上の空で聞いていたように想う。

大人になり
お前も描けと言ってくれて

それでもまだ父の作品や
どのような受賞だったのかなど
ほとんど知らなかった。

最近父のことをネットで調べて
ようやく、結構凄いかもとか
思うようになり。

ささやかな誇りと支えと
頑張る力にしています。

これ以外にも受賞作は複数
ありました。

「花粉霧」など。

これはタイトルが綺麗とか。

実は中身全く読んでいないんですよね。
多分相当自分の傾向と違うだろうなと。

推理小説なども20代の頃に
松本清張さんや佐野洋さんなど
多数読むは読んできましたが
描きたいジャンルとは違う。

それでも作風などの好みはあり。
佐野洋さんの優しい心理描写が好きでした。

私が以前応募の最終前ギリギリで
惜しくも指摘された「種明かし的」
というのは、多分推理小説の作風の
影響も強いかも知れません。

種明かし的な方が
どんどん引き込まれるという魅力が
推理小説にはふんだんに
盛り込まれていますから。

松本清張さんなども特にそうですよね。
初めに犯人が判ってそれを
種明かし的に推理していく。

「点と線」「張り込み」など好きでした。

父が好きだった海外ドラマのひとつ
刑事コロンボもそうですよね。


張り込み的小説を描いたこともありますワラ★

腰から直角に折れ曲がった奇妙な老人を
張り込んでどんな人か確かめるストーリー。
スーパーの小さなビニール袋を
いつも腰にゆらゆら当てて歩いている。
小銭入れが入ってるビニール袋。
実は凄い人だった的なワラ★

実際にご近所にいらして。

幼稚。




そんな私は
さておき。



父が作家にもなれたかも知れないのに
未来を担う沢山の子供たちと共に
最期まで教職を全うしたことを

誇りに思っています。

結構凄かった父を

そして
今思えば常に自分のことは後回しで
全身全霊で自分以外の人のことばかり
思って大切にしていた母と

楽しむこと
笑うこと
大らかであること

そんなことをまた改めて
心に置き直して

ささやかな誇りと自信と
これからまだまだ歩く道の
支えとして指針として

大切に想っていたいと思います。


今なお素敵なことを残してくれて

沢山ありがとう。


あなたたちの
娘に、しかもあなたたちの
最愛の末娘に生まれて

本当に幸せでしたし
今なお心支えられています。

沢山ありがとう。



       薔薇

おはようございます。

爽やかな空気の朝でした。

日曜で電車も空いていて
よくシフトを調べたら
5連勤は次で
今回はまだた2連勤でした。

やった!



行楽シーズン。
ソメイヨシノも綺麗に咲き始めて

どうぞ楽しい休日を。

今日も素敵な一日に
なりますように。

2014




HAPPY!ニコちゃんクローバーハート

春風

好

よし!と。頑張ろう。
私も息子にそんなささやかな支えを
残したい。