まっ白な一日 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)

井上陽水さんの

曲は昔のほんの少ししか知らなくて。

今日頭を駆け巡ったのは
タイトルも知らない昔々の曲。

フレーズも一部しか
解らない。

参考引用として。

真っ白な陶磁器を
眺めては飽きもせず
かと言って触れもせず
そんな風に
僕の周りを
真っ白な一日が過ぎてゆく

    
      ち ょっと違うかも知れませんが。

(ごめんなさい大分違いました。「そんな風に君の周りで、僕の一日が過ぎてゆく」)



仕事をしながら
頭の中でこれが繰り返し
響いて。

凄いなって。
物凄い詩人だなぁって。

沢山語らずに深くて
何かが伝わるような
空気や絵が観えるような。


夏は過ぎ〜♫

の曲も大好き。

でもあとはあまり知らない。

恐る恐る陽水さんの
歌詞検索をしてみたら

怖くなりました。

あまりに凄くて。

この方は
ミュージシャンでなければ
天才詩人でおられると。

感化されないように
慌てて閉じたほど。

影響力がとてもお有りのような
歌詞からとてつもない
独特の力強い命の音が
聴こえるような。

陽水さんについては
他には全く何も知らなくて。

でも歌声も曲も含めて
本当に他には
絶対存在し得ないくらいの
物凄い個性を感じて。

本当に恵まれた
天からの才能のように見えたり。

言葉では上手く言えませんが
それくらい、

誰も近付けないくらいの
領域のようなものを感じます。

ほとんど知らなくて
おこがましく生意気ですが

今更衝撃を受けたり。

あまり知らないでおこう
と想ったり。

ちっぽけ過ぎて自分が潰れそうだから。

何となく
自分が恥ずかしくなる。


まだまだ私も頑張ろうと
想いました。


お疲れさまです。

どうぞ素敵な夜を☆

明日また素敵な一日に
なりますように。

HAPPYニコちゃん*花*ハート

201619261713


少年時代。

少ししか知らない歌詞。

誰の憧れを彷徨う。など。

全歌詞を拝見して、

独特の語り口と脈略。

バシュラールの空間の詩学の
要素が既に完成されていて。

脈略は繋がらなくて
良くて。

寧ろ全て放棄しなくては
産まれないような。

それまでの既存の知識や哲学を
全て放棄して自分の中の
潜在意識に眠る魂のイメージを
繋げていくなど

難しくて熟読できないけれど
何にも囚われないということ。

誰がどう思おうが
何も一切関係なく
恍惚とした中で生み出すような。

夢想と言ってもいいような。
そんなことがつらつらと書かれている。

夢はつまり思い出のあとさき。

分析しなくていいんです。

感じるかどうか
伝わるかどうか。

それさえ描く本人は
考えなくてもいい。

寧ろ考えちゃ到達しない。

内側の魂が自然に発する声
というような。

思いやりの必要な
小説や物語とは違うみたい。

少年時代も
解らないようにして見えても
様々な感情が解るし凄く伝わる。

難しい歌詞なのに読むと
何故か涙が出ます。
何かが伝わって響くんでしょう。


そうやって考えると
陽水さんの歌詞は
この少年時代だけをみても
魂が震えますね。

まだまだ自分の未熟さを知ります。
ついやはり何か伝えようと
どこかまだ
そういう自意識が働きますから。

意識して描いちゃ
まだまだ駄目なんだなぁと
本当に震えます。

可愛らしい笑顔を拝見すると
恐らくご自身では
自覚されていないほどの
天才詩人かも知れません。

自覚してしまったら
描けないような。

自覚されないほどの
無為の中に在られて。

だから素晴らしいと。

それくらい詩学が完成されてる。

神ですね。





11/22
今日一日繰り返し歌詞を頭に想い起こして、大切に心に残しました。

もう30年以上も前の古い曲ですが、昨日歌詞を初めて全て知り、余計に伝わり響いて涙が溢れて。ストレートに単純に理解出来る歌詞ではないですが、そのことが余計に様々なイマジネーションとなり、感覚的に心が震えました。

小説にしても、詩にしても、私が応募させて頂いた最終選者さんがよく仰るように、敢えて描かない部分に大切な想いを感じるような。

そういう学びが凄くある曲ですよね。

長い影が夜に伸びて星屑の空へ

何かしら尽きないような果てないような
いつまでも沸々と捨てきれない
大切な誰かへの憧憬のような
心残りな想いが
空まで長く伸びて行くような。

勝手に解釈しては
描かれた方の深い大切な想いを
小さくしてしまうようで
いけないことなのですが

個人的な感覚からそんなことを想ったり。

夜に影が伸びる

長い冬が窓を閉じる

など

バシュラール的な視点なんですよね。

広大な自然や宇宙まで
心は果てしなく広がりますが
小さな目の前の
ささやかなことへも

また身近な人への想いであったり

そんな日常的な想いも
大切に丁寧に描いて行けたら
いいなと想っています。

陽水さんの曲も
壮大であったり 
足元のすぐそこであったり
目の前の人であったり
日常であったり
全ての対象への
豊かな優しさを感じます。




*花*タイトルが判ったので変えました。
真っ白な陶磁器の曲。

君の周りで僕の一日が過ぎていくって
もう凄すぎて。

真っ白な陶磁器のように綺麗な
女性が浮かび上がってきます(泣)

眺めては、かと言って触れない。
触れられないような
心の美しい女性のような
そんな個人的なイメージ。

そういう風に色々膨らむような
表現ができたらいいなと想います。

説明が長すぎる、種明かし的な。
十年以上前にそんな選評を頂いたので(泣)

幾つになっても全てが学びです。