ほんの少しの優しさ | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




ただ、慎ましくささやかな幸せや優しい気持ちをずっと大切にして生きていて。


長年、毎日毎日延々延々望まない一方的な悪意に翻弄され続けて。

毎日毎日傷付いて、毎日毎日望まない怒りに震え、怒っている自分にまた傷付いて。

ようやく人の優しさが身に染みて前向きに生きてきたのに。
前向きな気持ちさえ全て奪われて、怒りだけ植え付けられ続ける。


段々何もかもが信じられなくなり。

そんな無関係の最高の悪意に、打ちひしがれるような毎日でも。


日々何気なく触れる、小さな優しさが温かくてホッとする瞬間がある。


勤務先で、夜の部の仕事をされる見上げるような体格の中国の男性。

見上げるほど大きくてもまだ38歳。

家族の為のマイホームを手に入れる為に、ほとんど休まずに掛け持ちで頑張ってらして。

私と眼が触れる度に「疲れた。また休みないね。何日まで休みないね。明日は何時から何時まで。何時間しか眠れないね。疲れるね。でも頑張るね」

と毎回毎回甘えたように話しかけて下さり。

私はその度に身体が心配になる。

別れ際に「また明日ね!」

と笑顔をくれて、こちらが元気になったり。


台湾とハーフのマックの男子は、会う度に色々相談ごとを。

大学卒業と就職と、国内か台湾かなど。

色々。

ようやくお母さまの出生地である台湾での就職が決まりそうと報告をくれ。

年金の問題でお母さまが心配されていてどうしようなど。

逢えなくなるかも知れないからと、連絡先をくれて。

まだまだ若いのに考え方や意志が大人びて驚いたり。

そんな風に頼りにして下さるという優しさに触れ。


こんな打ちひしがれるような辛い現実であるからこそ、微かな光明でさえ明るく感じられて。

こんな現実があるからこそ、普段は気付けないような小さな光や小さな優しさまでより見える。

それはそれで素敵なことかも知れないと想い、また元気を取り戻したり。


神様は耐えられないほどの試練は与えないと言われているから。



次々と零れ落ちる心の言葉。つらつら。

おやすみなさい☆



心には優しい花束を。
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とても不思議でとても可愛い子と。
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