無欲② | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




私は元々子供の時から、精神的にも容姿に於いても、コンプレックスの塊で。

育った環境からか、周りとは明らかに違う違和感が多々常にあり。


そんな中で、さださんの「もうひとつの雨宿り」は私の心の救世主でした。

こんな内向的で人見知りでコンプレックスだらけの人間でも、

母が私に伝え続けた、控え目と慎ましさ、そして謙虚さを「美徳」に変えられるんじゃないかと、

そんなことを想わせてくれる、心の頼どころでした。

そんな風に思ってくれる男性と出逢えたらいいなと。

「天まで届け」のような温かくて優しい出逢い。

今にして想えば、あったようななかったような。

何だったかな~と。

でも、そういう優しい時代だった。

今はどうなのか分からないけれど、確かに昔は優しくて豊かで温かった。


参考引用として。問題があれば削除します。

作詞作曲:さだまさし。

アルバム「風見鶏」より。


「もうひとつの雨宿り」

今聴いても、今だからかも知れないけれど、もうイントロから泣ける。

チャラララ~ララララ~チャララララララ♪チャンチャンチャンチャン♪…

それはまだ私が神様を信じなかった頃

九月のとある木曜日に雨が降りまして

こんな日にすてきな彼が現れないかと

思った処へあなたが雨やどり

こんな時に何でも良いからあなたとお話をして

お友達になれたらどんなに楽しいだろうけれど

あなたの気を引ける程すてきな娘ではないし

風邪をひかないでと願うのがやっとだった

娘は器量が良いというだけで幸せの半分を手にしていると

誰か云った意地悪なお話

でもこっそりうなずいてる自分が悲しい

確かに私が他のお友達とおなじ位に

白いドレスや口紅や赤い靴が

似合うすてきな娘だったらもっと上手な笑顔を

あなたにあげられたのに

だからあなたと街角でも一度出逢った時も

あなたが覚えているなんて夢にも思わなかったし

ましてやそれ以上の事なんて望みもしなかった

だからこそこんなに驚いています

本当に私はお裁縫もお料理も駄目だし

おまけに心配症でそれに引っ込み思案で

自信なんてかけらもないしあなたに迷惑を

かけるのがきっと精一杯です

いきなりこんな大事なお話を

信じろというのが無理な事です

だってまさかあなたが選んだのが

こんなに小さな私の傘だなんて





長いのであせるすみませんあせる


22:24