再。砂の国2015-03-06 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




このblogでの以前の記事ですが。


好きな写真と好きな記事を。



「砂の国」 2015-03-06 10:29:08



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気をつけて

毒が入っていないかどうか

本物かどうか

よく匂って よく確かめて吟味して



真実を見ようとしない人々たちは

ただあるように見えて無いものの

流されて紛れて濁り
心をなくして

何も見えなくした

真実を見ようとしない人々たちは

巨大な砂の国を築き上げ

やがて透明な風と共に さらさらと飛び

崩れて跡形もなく消えた

そこに残ったものは しっかりと大地に根をはった

見上げるほどの巨大な「真実の大木」

風が運び やがて実を結ぶ

大木は深く呼吸を繰り返した

蒸気は空へ昇り

また地上へと帰る

恵みの雨粒は大地を潤し

やがて大地に小さな池を作る

艶やかに実る赤い果実

鳥が啄み地上へ落ちる赤


沢山の動物たちがどこからともなく集まり

自分に必要な分だけの恩恵を受け

分け合い 愛で 慈しんだ

赤い木の実のなる 「真実の大木」

全ては在るべき形を成し

在るべきものは穏やかに豊か

心には やましさもない「真実の大木」が

艶やかな赤い実をつけた



幸せの