ニャピヨの尻尾 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



オダの大事なだーいじな鍵尻尾ニャピヨ。
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ぶーにゃの為にモコの為におかしゃんの為に幸せを一杯かき集めるだーいじな鍵尻尾ニャピヨ。チュッ。毎日特に念入りにきれいきれいするニャピヨニャ~。
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ありがとう。

ミアさんのだーいじな鍵尻尾。




昔、まだ小説を応募し始める前に。

2000年ころから詩を大切に描き続けてきたノートがあり。

何と言うか。誰にも語らない心の中の奥深い、氷河の奥に閉じ込められたまま、眠っているような。

一番奥底の本当の部分。

自分の元素みたいな詩。

ノートに沢山描いてある。

その中から選んで詩編を応募したのが、小説を描き始めるきっかけのひとつ。

息子がまだ中学生の頃の「キノの旅」の話しの刺激もある。

四次審査まで通過。

芽は出なかったけれど沢山力をもらい、それを励みに小説を描き続けてきた。

何もかもがわからなくなった時。私はたまにそのノートを開いてみる。

猫の可愛いイラストのノート。

昔飼っていたかけがえない宝物の子を亡くして気付いた。沢山のこと。大切なこと。

その気持ちの追悼でもあるような詩編。

本当に動物を愛するならば。

何に変えても守らなくてはならなかった。

生活の為に昼も夜も仕事をした頃。

時間がなくてイライラしたり。

優しいその子のことを本当に考えてあげていなかった。

おしっこをお漏らしするようになり、沢山サインをくれたのに、それすら病気と気付かずにイライラしてしまったり。ごめんねと今なら沢山わかる。

今も捨てないで大切にしているノート。

幾たびも重なって家族を見送らねばならなかった時期。今よりもっと研ぎ澄ましていた気がする。

またそれが自分の力となるような。また頑張ろうと思う。

亡き猫が気付かせてくれた。小さな命を本当に守るということ。

仕事は生活の為に欠かせないけれど。

全てが、このかけがえない宝物たち優先であらねばならないということ。

真の愛情が大切であること。それが命を預かった者の責任であるということ。

ありあまるほど愛していたい。

欠片も悲しくさせないように。

そんなことをまた思って。
10:41