美容家の | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




今コンビニでも発売されている美容家の。

すみません 内容に見とれてお名前までインプットしてこなかったのですが。

恵さん? 40歳になられてからお母さまになられたと。

素敵な表紙に思わず手に取り、ついまた立ち見を。

内容が素晴らしくて美しくて、つい見とれて。

色彩が美しく、写真も凄く綺麗。

ご本人も、とても40代には見えなくて。

お綺麗な方で。年齢は違っても好きなものは凄く似ていて凄く共感できて。

でももう生活や物質的なレベルが雲泥で。

少し落ち込みましたが、持ち直しました。

あまりに全てが完璧で、あらゆるものに満たされていて。

これ以上まだ美しくなられるのかな。

でもそれくらいの意識がないと、美のレベルは上がらないんだろうなと思ったり。

まだまだ一応は女性として、いくつになっても勉強になるような一冊でした。

でも手にして、眺める度に凹むんだろうなと思ったら買えませんでした。

もうお洋服やドレス、ヒール、化粧品や生活雑貨に至るまで、物凄くハイレベルな写真ばかり。

ここまで意識を高めないと女性として美しくなれないのかなと思ったら、 もう女性諦めたくなりました。

でも多分、向かう先が違うのだろうなと冷静に考えて。


中国の貧しい…これよく題材にしますが。

中国の貧しい村の可愛い少女が、医学の道に進みたい夢があり、でも貧しくてノートも鉛筆も買えない。

何キロも離れた山深くへ、畑のお手伝いをしながらお小遣いを貯めて、小さな家で勉強に勤しみ。

それでも最高の笑顔で、夢を叶えたいと語る。

私には、その子の無垢な最高の笑顔が物凄く高価な宝物のように見えた。

その子の輝いた笑顔が忘れられず。

多分、私はそういう価値観なんだろうなと、心をまた落ち着かせて。

やっぱりどんな時にも一番自分らしくいたいなと、心によく言い聞かせています。

でも憧れます。

とても美しい一冊でした。

母の教えの受け継ぐままに。

質素に慎ましく。

またそれを美徳とし。

控え目に。

目立ちたがらず。

無為自然の高尚の先まで。

でも爽やかに心地良く美しかった。

狭間で揺れて。

女心。

男の中で育ったから、そういう感覚が極めて希薄なんでしょう。

そういったことを教えてくれる人が身近にいなかったから。

とても目に新鮮で、とても良い刺激になりました。
おやすみなさい☆

春風 21:45