私と同い年で、同じく第一子を病気で亡くされた天使ママ仲間がいます(下記の記事参照)

 

子どもを亡くした親同士の葛藤 | 40代の妊活を丁寧に語りたい (ameblo.jp)

 

その方は、私が次男の妊活をスタートするより前に、二人目妊活に成功して妊娠されていました。

妊娠報告を受けた時は、長男を亡くしてまだ半年しか経っていなかった事もあり、せっかく出会えた同じ境遇の仲間を失った気持ちで、正直ショックが大きかったのですが…

強く感じたのは、それだけではありませんでした。

「同い年、同じ境遇で妊娠された方がいるんだから、私達夫婦もきっと大丈夫」

…と、自分達の妊活成功への希望も感じることができたんです。特に、夫はそう言って喜んでいました。

40歳で、また一から妊活する生活。そして、第一子を先天性の問題で亡くした事実は、感情的にも実際的にも複雑で、「本当に元気な子を産めるのだろうか」と先行きの見えない不安が相当強かったのですが…

同い年、同じ境遇の他者が成功の先陣を切ってくれると、自分達もきっと後に続ける、という具体的イメージを持つことができました

今振り返ると、


「自分だけが置いていかれるんじゃないか」
「きっと自分もうまくいくはず」


…どちらも本心だったなぁと思います。

 

当時はショック、羨望、焦燥感、不安といったネガティブな気持ちが95%でしたが、相手への祝福や、自分達への希望といったポジティブな気持ちが5%あったことも事実です。

 

他の局面にも当てはまる事かもしれませんが、ほんの5%の気持ちの方も、捨て去らずに大事にしたいと改めて思います。