大人の自由研究 二ヶ領用水 支流渋川 元住吉周辺 | すずwinterのブログ

すずwinterのブログ

ミュージカルとドラマが好き。

大好きな人たち

井上芳雄さん
浦井健治さん
山崎育三郎さん

朝夏まなとさん

チャン・グンソクさん

川崎の用水路、二ヶ領用水について知ったのは、ドラマ『心がポキっとね』のロケ地について検索していたときでした。

ドラマ 心がポキっとね Wikipedia


心が病んだり、何らかの障害(但し、一人はそれでもまあまあハッピーに生きて来られた。)を持つと思われる四人の男女のこの物語、「本当に困っている人はどう思って見ているのかしら」と何かハラハラするものがありつつも、不思議な癒しを感じながら視聴したものでした。

そして、なんとなく、「この物語の作られた場所に行ってみたいなぁ。」と思ったのです。

何箇所かは割とすぐに訪ねてみたりもしました

四人の住む古びたコンテナのような建物、実物は一階がカフェになっていたので(ドラマ中では倉庫のようなスペースにちょっと家具を置く感じで阿主人公春太が寝起きしている。)、普通にお茶をいただいたり出来たのです。

で、その実物のカフェも、ちょこっと何か別のシーンに使われたりしていました。

さてカフェ地、井の頭公園は調べずともわかるぐらいなのですが、その間に差し挟まれた、阿部サダヲさん演じる主人公が水原希子さん演じるみやこに初めて遭遇する、水辺の満開の夜桜のシーンはまるで別の場所で撮影されていたのでした。

優しい人々の支援を受け入れて穏やかに暮らそうとしつつも折々に絶望の井戸に落ち込む主人公春太、ある宵その目の前に、酔いそうな程の満開の桜の中、(ちょっと偏り気味の)好みど真ん中の少女が降ってくる…それはとても良くできた場面に見えたのです。

二ヶ領用水、そんな出会いのロケ現場は我が家から結構に遠かったのですが、その流れの先には、私の比較的行きやすい場所もあったのです。

ちょうど、というのもおかしな話ですがその前年に、大きな交通事故に合った義母が長い入院生活を送っており、その病院の近くも二ヶ領用水は通っていました。
義母の退院後、ある雪の積もった日に病院を訪ねる機会があり、そのついでにちょっと用水沿いを歩いてみたこともありました。なんだか遊び心のあるお宅が多かった思い出があります。



長い長い用水沿い、その大部分に桜を中心とした樹木が植えられています。
それで今年、二ヶ領用水沿いのお花見に出掛けることを思いついたのでした。



と言いつつ、最初の写真の小の場所は渋川。
二ヶ領用水はその大分末の元住吉のあたりで二つに分かれて、南に向かう流れは『渋川』の呼ばれています。
特に綱島街道の東の部分はちょっとぼんぼりも下げて賑わいを作り出しています。

これはさらに下流。

なんとなく、農業用水を供してきたらしいのどかな雰囲気にほっとします。


渋川はこの後東海道新幹線の下を通って矢上川という川に合流します。
矢上川は更に鶴見川に合流し、海へと注ぎます。


こちらは、ちょっと違う時間帯に撮影した、渋川の、綱島街道から二ヶ領用水との分岐点までの間の桜並木。

眺めながら歩く人はまあまあ居ますが、東急東横線で川の沿道が途切れるからか、比較的静かな雰囲気でした。



所々、水面に近い部分に遊歩道が設けてあり、せせらぎを間近に眺めながら歩くのは、とても癒やされる時間でした。

渋川沿い、多分ソメイヨシノの大木が続いていて、満開の桜並木、うっとり眺めながら歩いたことでした。