②では、社会人の苦しみを知る
新たな人々との出会い
「今の私」に繋がる出来事が起きた、
20代前半の出来事をまとめます。
はるなの歴史①はこちら ⇒★★★
はるなの歴史③はこちら ⇒★★★
はるなのプロフィール
・1986年生まれ、愛媛県出身
・3人兄弟の長女として生まれる。
・夫、子供(男児1人2才)と3人暮らし。
現在、第2子妊娠中(2017年9月現在)
・祖父の農業の手伝いをして、自然の中で育つ。
・引っ込み思案で恥ずかしがり屋。
あまり自分から声が掛けられないタイプ。
・本、ゲーム等「ストーリー」のある物が好き。
①『学生の頃は楽しかった』に違和感
『自立してるはずなのに、学生の方が
楽しかったって悲しくないだろうか?』
全国規模の「総合人材サービス」の会社にワクワクしながら就職。一年目は、その行動力と先輩方の協力もあり、「新卒名刺獲得キャンペーン」にて中四国1位という、ちょっとした結果を残した。
楽しみにしていた異業種交流会にも参加し、プライベートでも新しい出逢いの場に積極的に参加。このころ、知人・友人間で『学生の頃は楽しかった』 という言葉をちらほら聞くようになる。
そして、その言葉に強い違和感を覚えるように。
「大人になって仕事をしていて、自立してるはずなのに、学生の方が楽しいって悲しくないだろうか?」
「自分は今が一番楽しい!と思う人生を選びたい!」
しかし、自分自身も営業として、人と出逢い話を聞く過程は楽しいけれど、営業目標に全く興味が持てない。
「私は数をこなすよりも、もっと人の話をじっくり聴きたい。」
と、営業目標もストレスになり動悸が起きたり、職場で物事をまともに考えるのが難しい状態になり、1年3か月で退職。
愛媛の実家に戻る。
②仕事×生き方がおもしろい
『人と仕事について様々な
可能性があることを知る』
仕事を辞めると、幸いなことに元気一杯に戻る。
実家に帰り、公的機関の広報部署の臨時職員で働き始める。
残業もなく、のびのびと週3で習いごとに通い、図書館の手相の本を片っ端から読んだり、ともだちのともだちと出逢う「ともだちの会」などを主催。
そんな時、アフター5に町を散策していたら、あるNPO団体に出会う。
こちらの「NPO Eyes」では、本物のプロジェクトを任せられる「学生×地域企業のインターンシップ」や、「カタリバ」の活動などをコーディネートしていた。そこへ、ボランティアの社会人スタッフとして参加するようになる。
後に、欠員が出たという事で、Eyesメンバーとして誘って頂き、学生カウンセリングやセミナー企画運営業務に関わる。ここでは、地方での仕事創り、社会起業家育成のマインドなども体感していく。
就活生の頃は一社で死ぬまで勤める気満々だったが、実際には自分も含め、世には転職者も多く、様々な働き方や新しい仕事が模索され、実践され始めていることを知る。
地方であっても、というよりむしろ<地方を求めて>東京から帰ってきた人が、自由なライフスタイルで働いていたり。
人と仕事について様々な可能性があることを知る。
③新たな“やりがい”を見つける
『環境によって、左右されてしまう
人間のこころの難しさ』
一方、その頃、実家で父が躁鬱病を患う。また同時期に『そんな風になるとは思えない』友人が、仕事の関係で次々にこころを病んでいき、その相談を受ける。
健康だった人の心が、環境によって簡単に左右されてしまう現実・・・
心の問題は、一度バランスを崩すとなかなか取り戻すのが難しいことを、いくつもの例で目の当たりにする。
そういった人生の波間で、繊細なひとのこころに寄り添い、言葉にしたくてもなかなか言葉にできなかった思いを一緒に見つけていった。
そうして自分の出来ることをすることに、大きなやりがいを感じ始める。
(編集:吉瀬なつ)
(インタビュー:ぐれねこ)
つづく!
【はるなの歴史③】 ★★★