私が目指す理想の母親像。

 

 

 

三女のプウ子は8歳。

 

おそらく プウ子にとって母親である「私」はまだまだ必要不可欠な存在。

 

 

 

生意気で腹が立つこともあるけれど、寝顔を見ると全て許せる。

 

 

 

だけど私は知っている。

 

 

 

 

 

たとえば「プウ子の人生」が一冊の本だとしたら…

 

 

 

 

 

生まれたばかりの頃のページは、母親である私が主な登場人物。

 

 

 

【プウ子 新生児時代】

この頃のプウ子にとったら「母親」が世界の全て。

 

 

 

そのうち、まぁ 姉や父も登場するようになって…

 

 

 

 【プウ子 乳児〜幼児時代】

でもやっぱり「母親」の登場回数には敵わないわけですよ。

 

 

 

幼稚園に入ると一気に登場人物は増える。

 

 

 

 【プウ子 幼稚園時代】

クラスのお友達や先生達が仲間入り。それでもやっぱり「母親」は最重要キャラ。

 

 

 

ところが、中学生になると…

 

 

 

【プウ子 中学時代】

親なんかより友達っしょ時代突入。

母、あれよあれよという間に 舞台の端に追いやられ始める

 

 

そして高校生にもなると…

 

 

 【プウ子 高校時代】

干されます。

主役級ポジションだったのが、食事を提供する人・お金を払う人・口うるさい昭和の人に…。

 

 

 

プウ子もきっとそうなる。

 

今はまだ「ママ」「ママ」と言ってくれるけれど、それもあと数年。

 

これからどんどん世界が広がって、人生の登場人物もどんどん増えて「母親」の存在なんて忘れがちになるのよ。

 

 

 

 

 

でもそれでいい。

 

これから増えていくであろう人生の登場人物達と楽しく幸せな物語を紡いでいってくれたら…。

 

 

全然へっちゃらなんだから。

 

 

 

たとえ登場回数は少なくなっても、出る度に いい味出して作品全体(プウ子の人生)に彩りを与える「名脇役」のような母親に私はなりたい。

 

キレのある台詞、記憶に残る立ち振る舞い、去り際の憂いのある表情で、プウ子の人生に爪痕(いい意味で)を残します。

 

 

 

 

 

 

 

 

寝顔だけはいくつになってもかわいい↓