12月の読書記録と近況報告 | 遊びにおいでよ、お茶でもどうぞ♪

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わがままを書き散らかしたブログです。役に立つ情報もなく、面白いマンガも描けず、美しい写真も載せていない。こんなブログに「いいね!」やコメントを残してくださる心優しい貴方様に感謝します。コメント承認制はやめました。投稿後すぐに公開されます。2020.11.27

あけましておめでとうございます。

本年もゆる~くお付き合いの程、よろしくお願いします。

 

今年は、結婚以来初めて我が家で迎えるお正月でのんびりしてました。

大晦日は我が家で、娘夫婦と息子と義母と夫と私の6人で過ごし

元旦は息子と義母と夫と私の4人で一緒に近所の神社へ初詣。

元旦、近所の小さな神社に行って びっくり!!

神社は、家から徒歩で10分位(約520m)の場所にあります。

近くまで行くと鳥居の前あたりから、えんえんと120mほどの行列ができていました。

最後列から鳥居前まで戻るのに2分位だろうに、30分以上かかってしまいました。

来年からは義母の為にイスを持っていかねば!!

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3968
ナイス数:507

婚礼、葬礼、その他 (文春文庫)婚礼、葬礼、その他 (文春文庫)感想
「呼ぶことはできなくて頻繁に呼ばれる人生」をこれまで送ってきた独身OLのヨシノ。旅行会社に申し込んだその日に、今年三度目の結婚式招待状が届いた。旅行<結婚式。二次会の幹事まで引き受けた結婚式当日、途中で会社上司の父親の通夜手伝いに“召喚”される。旅行<結婚式<お通夜。食べるものも食べられず空腹に耐え抜くヨシノ。可笑しすぎるppppp
読了日:12月02日 著者:津村 記久子


法廷遊戯法廷遊戯感想
映画上映中。観に行きたい…。第62回メフィスト賞。面白い、夢中になって読み終えました。第一章 ロースクールに通う馨、清義、美鈴。模擬法廷で繰り広げられる「無辜(むこ)ゲーム」。第二章 弁護士となった清義が弁護人となり法廷である裁判が繰り広げられる。美玲の過去の話が残酷。 本日図書館返却日。もう一度読み返したいけど予約待ち人多し。昨夜読み終えた。
読了日:12月02日 著者:五十嵐 律人


女ともだち (講談社文庫)女ともだち (講談社文庫)感想
タワーマンション2001号室の田宮瑤子、201号室の吉崎満紀子が同日に殺されていた事件を扱う『ブラディータワー殺人事件の真相』月刊グローブに記事を書く新人ルポライターの楢本野江。野江の取材で、次々と真相に辿り着いていく…。えっ?何?気味が悪い。ふぅ~読み終えました。
読了日:12月05日 著者:真梨 幸子


カンタベリー・テイルズ (講談社文庫)カンタベリー・テイルズ (講談社文庫)感想
5つの短編。「カンタベリー・テイルズ」怖かった~~~~。もう真梨幸子作品読むのをやめようって気持ちになってきたけど、既に3冊手元にある。( ノД`)シクシク…あと3冊読まねば。うぎゃ――――!
読了日:12月07日 著者:真梨 幸子

 


鸚鵡楼の惨劇 (小学館文庫)鸚鵡楼の惨劇 (小学館文庫)感想
1962年鸚鵡楼でおきた殺人事件。そして1991年その跡地に建ったマンションでまたもや凄惨な殺人事件が起こった。「ミズキ」「こうちゃん」「マサキ」名前って惑わされるね。凄かったわぁ。酷いお話。
読了日:12月10日 著者:真梨 幸子

 


私が失敗した理由は (講談社文庫)私が失敗した理由は (講談社文庫)感想
イヤミス女王の真梨幸子の「殺人鬼フジコ」を読んだことがきっかけで、次々と読み始めた。この作品「私が失敗した理由は」が10冊目。登場人物の繋がりが面白く、半分ほど読み進めて、また最初からメモ取り。あ~そうだと繋がりを整理。そしてまた続きを読み進めた。登場人物の身の上が、更新されていく。美緒が主人公だと思ってたのに、あ~なって、え?頁を行ったり来たり読み返す。久々に読み飛ばすことなく、それどころか読み返して混乱した頭を解きほぐした。最後の頁、インターホンが鳴った深夜一時過ぎ。モニターに映るその顔!この本最高!
読了日:12月10日 著者:真梨 幸子


不可逆少年不可逆少年感想
デビュー作「法廷遊戯」に続いて今作を読んだ。家庭裁判所調査官の瀬良真昼。心も身体も発展途上の少年には、教育的手段を用いて更生を促すのが効果的で、社会にとっても利益になる。『やり直せる少年には、教育で更生の道を切り開こう』この本のタイトル「不可逆少年」教育では更生できない少年。フォックス事件の神永詩緒、刑事未成年(13歳以下の犯罪者)。被害者遺族の雨田茉莉、佐原砂、佐原漠。神永詩緒の姉泰乃。複雑に絡み合って「法廷遊戯」とはまた違った面白さ展開に目が離せなかった。凄かった。
読了日:12月19日 著者:五十嵐 律人


施設長たいへんです、すぐ来てください!施設長たいへんです、すぐ来てください!感想
読友さんの感想を読み、即刻図書館予約してやっと順番が回ってきました。面白いわ。介護施設の話だけど我が家の元気バリバリだけど認知症の義母との日常も似たようなもの。思わず、吹き出してしまう( ´艸`)。❝おわりに❞書かれていた『京都伏見介護殺人事件』の10年後の出来事に涙した。一人で親の介護は、場合によってこんな哀しいことを引き起こす。2025年には65歳以上の5人に1人は認知症!私ども夫婦と、兄夫婦、義妹夫婦の6人中一人は認知症予備軍なのか?!いやぁ~大変です。
読了日:12月20日 著者:柴谷匡哉


死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫JA)死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫JA)感想
大学生筧井雅也に届いた父親からの手紙。中にはもう一通封書が入っていた。実家に届いた手紙は、先月に死刑宣告を受連続殺人犯榛村大和(はいむらやまと)からだった。榛村は立件された9件の殺人のうち最後の一件だけは冤罪だと主張する。雅也が榛村とやり取りを続けるうち、徐々に操られていくように。いや~怖い怖い、サイコパス榛村。
読了日:12月20日 著者:櫛木理宇


迷 まよう (実業之日本社文庫)迷 まよう (実業之日本社文庫)感想
8作品全部面白かったです。特に印象に残った3作、近藤史恵「未事故物件」一人暮らしのワンルームで、早朝四時からガタガタ騒音。怖いし、大迷惑ね。松村比呂美「置き去り」海外旅行先のツアーバスに乗り遅れ置き去りにされた話。これは災難大事件。柴田よしき「迷蝶」思わぬ展開に驚いた。一番のお勧め作品!!「迷」・「惑」の「惑」の方も読みたい。
読了日:12月28日 著者:アミの会(仮),大沢 在昌,乙一,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき,新津 きよみ,福田 和代,松村 比呂美


漢方小説 (集英社文庫)漢方小説 (集英社文庫)感想
前に「院内カフェ」を読み面白かったので、今作も読んで見た。漢方薬には縁がなかったのだけど、義母に「抑肝散」を処方してもらってから興味が沸いてきた。みのり、31歳、独身。突如として体が暴れ出し、自らの生み出す振動にかれこれ小一時間がガタガタと振り回されていた。『セルフ・ロデオマシーン』病院に診てもらっても異常が見つからない。病名がわからないってすっごく不安。漢方薬の詳細な説明はすっとばして読みましたが、漢方診療所の若い坂口先生にときめく川波みのりがちょっと可愛く思えた。面白かった。
読了日:12月28日 著者:中島 たい子


典子44歳 いま、伝えたい 「典子は、今」あれから25年典子44歳 いま、伝えたい 「典子は、今」あれから25年感想
映画「典子は、今」映画館でひとりで続けて2回観ました。当時、入れ替え制ではなかったので席で半ば放心状態?の私はそのまま次の上映も鑑賞しました。典子さんの上肢欠損は 妊娠期の睡眠薬サリドマイド剤の副作用による薬害だったのですね。結婚し二児の母となり、熊本市役所を退職後は事務所設立し講演活動を開始している。2006年発行本。「せっかく授かった命。限られた命。いつもいつも、今を大切に!楽しく生きていきたいのです。」と締めくくられています。私も同感。今も素敵な典子さん。この本読んで良かった。ありがとう。
読了日:12月28日 著者:白井 のり子


ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)感想
凶悪犯罪を行った少年に、何故そんなことを行ったのかと尋ねても、難しすぎてその理由を答えられないという子がかなりいた。「反省以前の問題」ということらしい。こういった少年たちの中で、幼い時から病院を受診している子はほとんどいない。【認知機能の弱さ】見たり聞いたり想像する力が弱い。認知機能とは、記憶、知覚、注意、言語理解、判断、推論といった要素が含まれた知的機能を指す。本来は保護しなければならない障碍者が犯罪者になってしまう。5章「忘れられた人々」…考えさせられた。ケーキを等分に切れない少年たち。
読了日:12月30日 著者:宮口 幸治

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