11月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:5825
ナイス数:552
セカンドライフ (徳間文庫)の感想
「定年」をキーワードに、いろんな人生7作。「見知らぬ乗客」騙されたわ、ふぅ~(*´Д`)。アガサ・クリスティーの『鏡は横にひび割れて』気になる。表題作「セカンドランフ」傑作!!久子の三年前に別れた夫の再婚相手が、お隣りに住んでいた水島さん。思わぬ展開で面白かった。
読了日:11月02日 著者:新津きよみ
アンソロジー 捨てるの感想
短編9話。気に入ったのは、大崎梢さんの「箱の中身は」、新津きよみさんの「お守り」、そして「ババ抜き」は極め付き怖面白かった!
読了日:11月06日 著者:大崎 梢,篠田 真由美,松村 比呂美,光原 百合,柴田 よしき,新津 きよみ,永嶋 恵美,近藤 史恵,福田 和代
27000冊ガーデンの感想
高校図書館の司書駒子さんが、出入り書店の針谷さんの助けも借りて、本に関連する謎を解いていく。面白かったわ。
読了日:11月06日 著者:大崎 梢
背表紙は歌う (創元推理文庫)の感想
「平台がお待ちかね」続編。出版社の営業マン井辻智紀の奮闘記。「ひつじくん」と呼ばれ「井辻です」と答える( ´艸`)定番フレーズですね。「君とぼくの待機会」「プロモーション・クイズ」楽しめました。
読了日:11月07日 著者:大崎 梢
アンソロジー 隠すの感想
いろんな隠し事が面白かった。中でも大崎梢さんの「バースディブーケをあなたに」が、一番良かった。
読了日:11月11日 著者:大崎 梢,加納 朋子,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき,永嶋 恵美,新津 きよみ,福田 和代,松尾 由美,松村 比呂美,光原 百合
青い鳥 (新潮文庫)の感想
「たいせつなことしか言わない」中学の非常勤教師、村内先生。吃音で、か行とた行と濁音がうまく発音できない。私も子どもの頃すんなり発音できなくて、それが恥ずかしくて無口だったな。そばにいてくれる。たいせつなことしか言わない。村内先生に会えて「間に合った」生徒たち。心に響きました。
読了日:11月14日 著者:重松 清
人生オークション (講談社文庫)の感想
読み終わった♪オークションってやったことないけど、自分にとって不要なものが、それを必要としている人に買ってもらえるっていいね。不倫の果ての刀傷沙汰事件の叔母さん。でもほんとのことよくわからない。まぁ、部屋がすっきりしていろんな意味で人生の再出発ね。「あめよび」最後のシーンでしっかり美子が新しい人生を歩んでいることがわかって良かった。
読了日:11月15日 著者:原田 ひ香
神様の値段: 戦力外捜査官2の感想
凄かったわぁ。設楽と海月が宇宙神瞳会の奥多摩道場に乗り込むとき。設楽さん、ボロボロじゃないのぉ( ノД`)シクシク…。 テロ事件、どうなるんやろとドキドキ。面白かったです。
読了日:11月15日 著者:似鳥 鶏
人生リセットボタンの感想
KEMU VOXXのボカロ曲のノベライズ。 誰もが何度も経験してきた「時間を戻してやり直したい」をボタン一つできるなんて、なんて素敵な設定。でも、その代償は…。 行きつけの美容室での待ち時間、読んでた本。先が気になって、続きは図書館で借りて読もうと思ってたら、なんと貸してくださった。帰宅して一気読みしました。面白かった。 元ネタのボカロ曲も、YOUTUBEで聴いた。なるほど、こんな話に広がるのか。( ´艸`)ppp。「インビジブル」「イカサマライフゲーム」「六兆年と一夜物語」同様のノベライズ。
読了日:11月20日 著者:木本 雅彦
殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)の感想
こういう本をイヤミスって言うんですね。読後嫌な気分になるミステリー。はぁ…(;゚Д゚) 凄かった。
読了日:11月22日 著者:真梨幸子
人生相談。 (講談社文庫)の感想
大洋新聞の「よろず相談室」に届いた数々の相談内容でありながら、…あれ?繋がっている?。楽しい話なら相関図を書きたくなるけど、う~ん やめた。すごいな時系列もいったりきたりで頭の中こんがらがったままでいいや。読了しました。
読了日:11月22日 著者:真梨 幸子
シェアの感想
真梨幸子のイヤミス小説にハマって、図書館で数冊借りている&古本屋で購入。沼にハマってしまった。このお話、シェアハウス 怖い。一戸建ては怖いよ。縁の下とか…。
読了日:11月22日 著者:真梨 幸子
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)の感想
フジコの家系図、もう凄いのなんのって!!みっちゃ~ん(´;ω;`)ウゥゥ
読了日:11月23日 著者:真梨幸子
四〇一二号室の感想
かつてタワーマンション最上階の四〇一二号室には人気作家三芳珠美が住んでいた。心理的瑕疵物件で売りに出されている。植物人間になって・・・本当は意識があるのに看護師も医師も、誰も気付いてくれない。ん、ん、ん…この部分の描写がほんと歯がゆくてうわぁーーーーーーっ。最後になって解き明かされたが、なんとも混乱する物語だった。
読了日:11月26日 著者:真梨 幸子
とにかくうちに帰ります (新潮文庫)の感想
短編集面白かったぁ。タイトルのとおり豪雨の中、電車も止まりなにがなんでもうちの帰りたいハラ、オニキリ、サカキ、ミツグ。ハラとオニキリは、同じ会社の社員。一方、会社員サカキは、傘が壊れて雨宿り中の小学生ミツグと出会いバス停までの行動を共にする。なんかなぁ。ただただ家に帰りたいだけだけど・・・。面白かったぁ。
読了日:11月26日 著者:津村 記久子
みんな邪魔 (幻冬舎文庫)の感想
文庫本になって「みんな邪魔」に改題。内容的に「更年期少女」の方がピッタリはまる気がする。少女時代に、少女漫画『青い瞳のジャンヌ』の熱狂的な読者だった中年女性たちの集まり「青い六人会」でのすったもんだ!!ハンドルネームで呼び合うもんだから、本名が出てきた時に誰が誰やらメモ。私は少女漫画に没頭したことが無いのだけど、共通の話題でファンサイトが盛り上がったり荒れ狂ったり。実際に集るオフ会が、大変な方向に。めっちゃくちゃ面白かったです。まさに更年期少女たちの暴走ミステリー。
読了日:11月27日 著者:真梨 幸子
答えは市役所3階に 2020心の相談室の感想
コロナ禍、立倉市役所3階に「2020こころの相談室」が開設された。専門の心理カウンセラーが無料で相談にのってくれる。白戸ゆり17歳、諸田真之介29歳、秋吉三千穂38歳、大河原昇46歳、岩西創19歳。カウンセリングですべてを晒しださない相談者。自分に都合のよい回答してもらいたいものね。初めての出産でワンオペ育児に奮闘する秋吉三千穂、仕事が忙しく退院日の迎えどころか、一ヶ月を過ぎても…帰ってこない父親。カウンセラー晴川さんの推理が炸裂。なるほどなぁ。そうなのか。どの話も、おぉ~!!面白い。面白い。すっきり♪
読了日:11月29日 著者:辻堂 ゆめ
読書メーター
11月25日 大阪市西区にある「中央図書館」にて津村記久子講演会に行ってきました。
定員300人のところ約550の申し込みがあり抽選で 当選 しました。
講演の第一部では 「水車小屋のネネ」の本について語るとなっていたので、
この本を購入してサインをもらう気持ち満々でした。
でも、サインを頂いたのは 「うどん陣営の受難」
この本、まだ未読で 感想は書いていません。
サインを頂く時、 3人目に並んでいたのですが、
私が差し出したのは 「うどん陣営の受難」だったので、
津村記久子さんは、 一瞬 『えっ?』
既に 書籍販売台には 「水車小屋…」残っていなくて… 残念 ショボーン
津村さん「うどん陣営も面白いから読んでね」と、
うどん鉢のイラストまで描いてくれました
抽選当選案内のメールには、
「津村記久子講演会」
日時:令和5年11月25日(土) 13時30分開場 14時から15時30分
場所:大阪市立中央図書館5階大会議室
(Osaka Metro西長堀駅下車7号出口すぐ)
※会場の5階へは13時30分以降に館内エレベータでお越しくだ
13時30分以降に館内エレベータでお越しくだ
1時間前には、図書館に到着して、きちっと13時30分ピッタリにエレベーターの▲👆ボタン押し5階に着くと、目の前には既に長蛇の列。
販売本も残りわずかで、講演会場に進むと座席はほとんど埋まっていました。
えぇぇぇ~???
あ~~~~~そうなのか。
謎が解けた。
エレベーターを使わずに階段で上がった方々なのかも。
ヤラレタ~
講演会、とっても満足♪
作家さんに会えたのは、初めてです。
嬉しかった~