8月21日・22日・夏休みスペシャル~森下洋子のバレエ&トーク ~『くるみ割り人形』第2より&新『白鳥の湖』第2幕より~

8月21日(火)17:00~渋谷C.C.Lemonホール
8月22日(水)18:00~アミューたちかわ(立川市市民会館)

主なキャスト
『新・白鳥の湖』~第2幕より~
公女オデット:倉田浩子(21日)、山川晶子(22日)
皇太子ジークフリード:鈴木正彦(21日)、石井瑠威(22日)
魔王フォン・ロットバルト:橋本達八
ヴォルフガング公爵:箕輪初夫

2人の白鳥の姫
鎌田真理子、辰村聡美(21日)、川上瞳(22日)

大きい4人の白鳥の姫
藤原夕子、鎌田美香、熊野文香、辰村聡美(21日)、川上瞳(22日)

小さい4人の白鳥の姫
入沢みちる、山中裕紀子、萩原麗、小林都百実(21日)、杉本枝実子(22日)

『くるみ割り人形』~第2幕より~
クララ:森下洋子
王子:清水哲太郎

スペイン:鎌田真理子、辰村聡美(21日)、川上瞳(21日)、鎌田美香(22日)、入沢みちる(22日)

アラブ:佐藤明美・石井瑠威(21日)、小菅紀子・橋本達八(22日)

中国:(21日)藤原夕子、鎌田美香、入沢みちる、熊野文香、鈴木正彦
(22日)川上瞳、山中裕紀子、萩原麗、小林都百実、鈴木正彦

トレパック:中村千絵、鈴木彩(21日)、萩原麗(21日)、藤原夕子(22日)、辰村聡美(22日)
成田雄四郎、会田隼人、行部星矢

あし笛:(21日)山川晶子、久保阿紀、小菅紀子
(22日)倉田浩子、平元久美、佐藤明美、
石井瑠威、橋本達八、垰田慎太郎

花のワルツ;平元久美(21日)、久保阿紀(22日)、鈴木正彦

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 もう一週間以上経ってしまいましたが ^^; 先週、『夏休みスペシャル~』行きました。

 森下さんのトークは質問形式で、質問は大きく3つ。
『森下さんの(小さいころの)夢と希望は?』『どうすれば(森下さんのように)素敵なアーティストになれる?』そして『“クララ”はどんな少女?』、それぞれの質問に一言で答えるのではなく、コメントを膨らませて、丁寧にお話してくださいました。^^

 『新・白鳥の湖』~第2幕より~
 スペシャル・ハイライトということで、『どこから始まるのかしら?』と思っていましたが、(当然?)、重厚感たっぷりのお衣裳に身を包んだロットバルト&怪鳥が登場する2幕の始めから。
 ですが、王子とオデットの『出会い』のシーンがありませんでした。>_<
 王子が弓を携えて、湖にやってくる場面もなければ、オデットが湖畔で白鳥から人間の姿にもどるシーンも、ありませんでした(涙)
 一方で、ヴォルフガングやベンノが王子を追って湖にやってきて、怪鳥に行手を阻まれるシーンはしっかりあり、限られた時間内で、演出のオリジナリティの高さを強調する構成だったように思います。
 オデットのヴァリエーションがなかったのは、かなり驚きましたが、定評のある群舞の美しさは堪能できました。
#オデットのVがないくらいですから、当然(?!)、王子のVもありませんでした。この演出でしかみられない特徴的なVですが、ありませんでした。
 
 倉田さんのオデットは慎み深く、清潔で気高く、哀しさと凛々しさのバランスが絶妙でよかったと思います。
 山川さんのオデットは、華やかで王女(演出的には、公女でしたか?)の気品が十分、とても美しいオデットでした。^^

 幕切れ、王子と引き離されるシーンでは、倉田さんは細かく細かく指の先までを動かす、白鳥姫ならではの手の使い方が鮮やかでした。
 山川さんは、さらに細かく、震えるような動き。『魔力』への恐怖が垣間見えるようで、印象的でした。
 
 『くるみ割り人形』~第2幕より~
 こちらは2幕のはじめ『水の国』からで、『ギゴーニュおばさんと~』そして、この版ならではの『別れのパ・ド・ドゥ』はなかったですが、それ以外では、短くなっている印象はほとんどなかったかも。
 発表会のときに、『発表会仕様なのかしら?』と思った場面がいくつかありましたが、振り自体がかわったところもあるようです。
 スペイン、チャイナ、アラブ・・・見慣れない(笑)振りの場面がありました。
 
 ソリストの揃った、『あし笛』『花~』『アラブ』はもちろん、どの国もそれぞれの雰囲気がしっかり感じられて楽しめました。^^
 スペイン、21日は何世代目かの(?!)『3人娘』勢ぞろいという感じでしたし、22日の鎌田美香さんは、長い首から肩にかけてのラインがとても綺麗。その美しさをしっかり生かしてのスペイン・テイストの上半身の美しさが印象的でした。入沢さんは小柄さを感じさせない、大きく華やか、かつキレのある踊りが爽快でした。^^
 
 森下さんは、長ーい腕を巧みに使っての、優雅で可愛らしい動きをはじめ、無駄なくしっかりクララ的。
 この演出のクララを、200回以上(?!)踊られているはずですが、『水の国』『お菓子の国』にやってきたときの初々しい表情にも感心。
 グランパドドゥも、嬉しそうで、夢みがちな『クララ』そのもので踊りとおしつつ、圧倒的な存在感はさすが。^^
 清水さんの王子ぶりもいつもながら堂に入ったもの。王子でない瞬間がない上に、クララをリードしながら、自身も嬉しそうな若々しい表情が印象的でした、^^
    
 『別れの~』はなくても、『クリスマス・メドレー』はしっかりあって、ドロッセルマイヤーも登場するサービスぶり。☆o☆
#クララがクラシックチュチュでの『クリスマス・メドレー』も、想像以上に(?!)ハマっていました。^^

 最後は、夏スペ恒例(?!)、森下さん清水さんはじめ、出演者のみなさまのお見送りつき。
 出演者のみなさまは、客席の通路を通ってロビーまで向かわれましたが、優雅にゆっくりと進まれる森下さんと颯爽とかけぬけていった清水さんとは好対照。

 来月の全幕も楽しみです。^^