"コミュニテイ条項削除"に反対するパブコメの提出 -2 ブログのコメントに答えて | はるぶーのマンションヲタクな日々

はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 その1には随分コメントがついていました。パブコメの提出についてはミッキーさんのブログにも随分コメントがついたみたいで、彼それだけまとめてブログにアップしています。
 
〇 ミッキーさんのブログのその回:
  http://micky0011.blog.shinobi.jp/Date/20151123
 
〇 私のその1(コメント欄 展開つき):
  http://ameblo.jp/haruboo0/entry-12097301809.html#cbox
 
 ありがちな批判?が出そろった感じなので。ありがちな質問への”私”としての回答。コメント書くなら私のブログに書いてくださいませ。但し載せるとは限りません。
 
# 私のブログですから、載せる載せないは私の自由です。
  二人称が ”お前ら”とか立場が違う人への敬意が感じられない書き込み、
  論争をしかける目的としか思えないもの、
  他の書き込み者に対して疑問文形になった書き込みなどコメントをくれた人に
   さらなる書き込みを強いるようなもの
は全て削除しているほか、
  過去に荒らし歴のある人の一部は最初からブロックしています。
(私のブログですから荒らしの認定をするのは私です)

 
 以下その1とは違って、今度は”私個人” が思うことです。 
個人としての意見であることをまず明確化しておきますね。
 
Q1. 標準管理規約は雛形に過ぎないんだから、どう変わろうと既存マンションは放置しておけばよい。大騒ぎする16(先行意見書ではでは13)組合の意図は理解しかねる。
 
 先の意見書の対象であった、国交省検討会の報告は、現行の標準管理規約のまんま残してあった場合でも、区分法違反にあたる可能性が高いと不十分な判例などの調査結果から法律論としてだめだとしていたわけなので、他の変更点とは別格の重要な意味がありました。私の自分の言葉でまとめたものはこちらです。
   ↓
 『標準管理規約コミュニティ条項の削除 -2 準拠させななきゃ大丈夫? 』
   http://ameblo.jp/haruboo0/entry-12021184313.html
  
 今回の素案では、「既存のコミュニティ条項を残しておいても法律論として不法かもしれない」とするもっとも問題と考えられコメント部分は削除になりました。先行意見書は一定の効果をあげたものと考えます。
 
 一方コミュニティ活動の範囲を極めて狭く制限するという立てつけになっています。どこまでが管理組合が扱う範囲かは、組合ごとに決めればよい自治範囲のことであって、きちんとした根拠もなくコミュニティ業務を、恣意的に限定するかのような誤解を招く解説は余計であって削除すべきだとの考えから、一部の改善については評価した上で、再度パブコメをさらに賛同を募って16マンションで提出しました。
 
 そもそも、ひな形なので準拠など不要というのであれば、新規マンションの原始規約にしか影響を与えない標準管理規約の変更などどう変わろうとしったことではないはずで、全国に10万あるマンション中たった16のマンションがパブコメをだし、その立場を明らかにすることに苦情を述べるというのは、立場が一貫していないように私には思えます。
 ”大事である”点は一致した上で、もっときちんと削除しろという方でもいらっしゃればあるいは議論する価値があるかもしれませんが、”どうでもいいこと認定”な方と時間をかけてやりたりしても時間の無駄ではないでしょうか。
 
 ”標準”管理規約と名付けるからには、極力殆どのマンションにそのまま適用できる方向性を考えるべきで、例えば現行の標準管理規約では、役員報酬は払って構わないとした上で殆どのマンションで初期設定を0円にしているので、後から報酬を制定するのに特別決議を必要としません。組合ごとにどちらの考え方をとってもあまり困らないように作られているわけです。
 特にメガマンションともなると規約変更の3/4を総会に集めるだけでも容易ではないのだから、組合の意思に応じて方向性を決めていく場合に、それを阻害するような細かすぎる規定は、標準の名にはそぐわないと私は考えます。
 
Q2. 管理組合の名前ではなく、RJC48の名前で出せばよいのでは?
 
 パブコメにはRJC48非加盟のマンションも多数入っています。
 
 もともと「理事長勉強会」なので、あくまでも個人の自己研鑽の場であって、集まってメッセージを出すなどの政治的活動?をしようとは最初から考えていません。RJC48の中で賛同マンションを募るにあたっても、”理事会として理事長名で” 賛同を出せるマンションという条件で集めたものです。賛同者に名前を連ねている16のマンションの共同意見であって、例えばRJC48の残りのマンション(から参加されている個々人)とはなんの関係もありません。 
ここは、代表者としてもう一度強調しておきます。
 
 なかには、パブコメの提出は、そのマンションの総会決議案件であるとの意見までありました。少なくとも提出した16のマンションの殆どはそうは考えてはいません。
 
Q3. RJC48はメガクラスのマンションじゃないと参加できないみたい。小規模マンションを見下していないか?
 
 今回のパブコメに参加したマンションは平均660戸と大きなところが多いですが、これは周辺に例え自治会などが存在していても加入するには大きすぎて、なんらかも形でマンション全体で、自治会あるいは町内会的なものを考えるしかなくなってくるから。
 
 RJC48で実は参加が一番多いのは50-100戸未満程度の規模のマンションです。特に戸数で加入を制限しているようなことはないです。理事会に運営する側から(役員など)の参加経験のある人で、管理士など直接管理組合をお金をとってサポートする業務でない方は全員受け入れていますし、戸数の少な目のマンション同士の交流会なども中にはあるようです。
 
 実際には大型マンションが多いのには理由があって、例えば私のマンションの役員数が23名であるように、小規模マンションなら全戸に相当するような理事会の運営には、小規模のマンションにはない困難さが加わってくるのに、その方法論などを説いた本などは存在しなかったからですね。小規模で問題になることは、大規模で問題にならないものは殆どありません。一方で小規模ではありえない、プールの運営とか、バーラウンジの組合補助負担額の悩みといった大規模にのみ固有の問題というのはあって、これは他の大規模の理事長さんに聞いてみないとなかなかわかりません。結果としてかなり大規模の割合が大きくなったことは確かですが。 


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