"コミュニテイ条項削除"に反対するパブコメの提出 -1 | はるぶーのマンションヲタクな日々

はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 国交省からマンション標準管理規約の改正案がでていて、本日がパブリックコメントの提出の締切日になっています。 改正案のうちとくに現行の標準管理規約には存在している『コミュニティ条項』の削除に反対する立場から、私のマンションも理事会交流などでお世話になっている2つの管理組合がまとめ役になって、全部で16の大規模マンション(全部で10605戸)の理事長の連名によるパブリックコメントを本日15時に共同提出しました。
 
 直後にプレスリリースを出していて、この時間からブログなどでの公開の許可を代表となるマンションから得ています。 (多分このブログではおなじみのミッキーさんのブログでも取り上げがあるでしょう)
 
 国交省のパブリックコメントの募集はこちらです
 (標準管理規約の改定案および、そのコメントの改定案でています)
   ↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155150730&Mode=0
 
 我々16のマンション理事会が特に問題として共同でパブコメを提出するのは管理組合の実施するコミュニティ活動の範囲を今までよりも大きく制限することになる「コミュニティ条項」の削除について反対意見を述べるためです。
 
 パブコメの意見書の公表版は
こちらからPDFでダウンロードして読むことができます。

   ↓
http://www.midskytower.com/release
 
 先に5月に共同提出した我々の事前”意見書”をかなり意識して、標準管理規約の改正案では、かなりの大幅改定がなされています。
 もともとは当該状況を単純に削除するのみではなく、旧規約に準拠した管理規約をもつ既存のマンションの規約についても、コメント欄には、区分所有法に違背しているとするものでそのままでは非常に問題なものでした。
 この部分には一応の配慮がなされていて、行政当局の案を変更できることはそうはないので、先の意見書の提出は一定の成功であったと賛同したマンションでは考えています
 
 一方で最終案におけるコミュニティ条項の削除自体は止めることはできなかったことは残念ですし、何より、削除の代わりに付け加わった条項と解説は、裁判例を踏まえると、法的にはとても適当なものとは言えないものです。そこで、もともとの目的を達成すべく、また、パブコメ案の誤りを正すべく、パブコメ意見書も提出して一石投じたいと考えています。
 
 我々16マンションからの反対意見について是非ご一読をいただければ幸いです。
 
 
!!重要!!
 
 私が代表(センター)を務めるマンション管理組合理事長勉強会(RJC48)には150ほどのマンションから170人を超える現役理事・理事経験者が参加していますが、RJC48という団体として意見を出すものではありません。あくまでもパブコメに賛同する16の管理組合理事会のみによる意見です。
 RJC48の連絡が取りやすいという横の繋がりで募ったマンションが多いですが、今回パブコメに相乗りしている16のマンションの中には、個別に繋がりで各マンションが募ったRJC48に非加盟のマンションの参加もあります。
 
 またここに”私個人”の意見を書いてしまうとそれがパブコメの趣旨のように錯覚されてご迷惑をおかけするといけないので、このパブコメ提出い私が賛同である理由などは別途別のスレッドをたててブログにします。
 

!! 重要 !!
本ブログの内容は、著者の個人的見解であり、著者の所属するマンション管理組合、
勤務先、その他所属する一切の団体の意見、方針を示すものではありません

 
理事長同士の情報交換に関心のある方は、こちらから。
まず入らないと勉強会には参加できません。
 → 
http://rjc48.com (RJC48への参加から)


よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
マンション管理の人気ブログリストです
 
↓ ↓ ↓ ↓