理事って「権利」?「義務」? -2 | はるぶーのマンションヲタクな日々

はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 そのマンションにとっても、理事であることの位置付けが、
権利っぽいか、義務っぽいか。

 これ、多数のマンションとの顧問契約をしているメルすみごこちの
深山さんも似たような印象をもっているといっていたから多分はずして
ないだろう。 わざとちょっと誇張して書いてあります;
   
[1] 湾岸のタワー (”権利”的)

 
 4-5年ずーっと立候補だけで理事会を回していて、なんと、立候補者間で
抽選までやったとか立候補者は多すぎたので、規約を改正して全員理事に
なれるようにしたとか、とにかく理事会をやりたがる人が多いのが特徴。
 
 立候補した人は、すごくコスト意識が高いというか、管理費の削減など
には非常に熱心なところがある。 理事会には、弁護士だの、会計士だのが
ざくざく入っていて、”監事”が”会計士”で、会計処理の間違いを
延々を会計資料をめくって発見して、管理会社を叱責とか...
(私がフロント担当だったらおしっこちびっちゃうかも。。。)
 
 ノリ的には、私みたいなのが一杯いる感じかなぁ。。。もっともそんな
理事会に入ったら、他の理事の人といろいろと喧嘩になりそうな気もする。
 
[2] 郊外バス便とかのメガマンション (”権利”的)
 
 いきなり街ができたようなものだから、自治会を理事会が兼ねるような
場合、管理組合が崩壊していると、祭りも子供会も敬老会もなーんにも
なくなってしまうから、住み心地改善のために立ち上がったぜーとかで、
やっぱり結構立候補者が多いし、自分たちでなんとかしないとなんとも
ならんという意識が強いのが特徴。
 
 あるいて15分いかないとコンビニもありませんなんてとこだと、
うちでは秒殺でおいだされた、アスクとかのミニショップのマンション内
設置でも案外ちゃんと回っていて、あんまり補助なしで運営できてたり
する例もあったしなぁ。
 
 予算書類を見ながらがりがりと管理会社を苛めるという感じではないけど
それなりに、理事会への立候補者は多くて、自治会的な機能をカバーしている
とこだと、多選例も多い。(毎年全員入れ替わり輪番では、お祭り的な行事は
維持できませんからねぇ;あれはノウハウの蓄積だから)
 
[3] 無関心層の多い中間的地区 (”義務”的)
 
 うちなんかがそうだけど、湾岸タワーみたいに極限まで住居近接を目指す
でもなく、バス便ってわけでもなくて、まぁ割と近隣にスーパーでもコンビニ
でもありますってこと。
 例えば、マンションとして自治会がなくても、付近にいろいろあるからで
あんまり生活に困らないし、弁護士だの会計士だの怖そうなのがざくざく
住んでいるわけでもない。
 
 [1] 的な理由でも、[2]的な理由でも、立候補者が理事会にでてくるわけでは
ないので、立候補者は少なく、誰かが理事会に座ってないといけないので
輪番中心に”義務的”に役員を選任するしかない。
(特にうちの場合、多選でずっとコミュニティ形成に関心があるような人は
全員、自治会にとられちゃった感が強いしな)
 
 『役員の立候補率は、都心と、郊外が高くって、近郊は低いんですよ』
と、まぁ沢山の理事会にでている管理士さんがいうのでそうなのであろう。。。
 
 その3に続きます。


よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
マンション管理の人気ブログリストです
 
↓ ↓ ↓ ↓