マンションは毎年坪4万資産価値が下がる?(4) | はるぶーのマンションヲタクな日々

はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

なおも懲りずにその(3)の続き。マンション探訪編。

こちら三井住友信託グループ系の三井住友トラスト不動産のページ
 http://smtrc.jp/useful/knowledge/market/2012_07.html
 
 例によって、相場情報の提供は、カンテイさんです。
東京都・大阪府・愛知県のマンションの築年数ごとの中古マンションの
取引価格をグラフにしたもの。
 
 上に出場所を明らかにしているので、ちょこっと絵を拝借させて
いただきましょう。こんな感じに築年数とともに値段が変わるみたい。
 
 坪単価の築年数別推移
 
 非常にざっくり感のあるいい方でいうと、どこでも20年ちょっと
までは割とコンスタントに減価していくけど、その先では価格変化は
非常にフラットになるというもの。
 2回目の大規模修繕終わったくらいのマンションを買って賃貸回し
して、、、(実は私のもう1戸のマンションは親からの相続だけど
結構賃貸回しでおいしい。私の分の借金の返済にはそこの家賃を
宛てている。だからあんまり修繕とかに無駄にはお金かけないで
欲しいなぁ:なので在外の人が金のかかる議案に反対する気持ちは
理解できる))
 
 非常にざっくりいうと、
(1) どこでも新築から20年ちょっとで100万ほど値段が
   下がって、この激しく減るときの値段の減り方は変わらない
(2) 20年ちょっとたった先は非常に古くてもあんまり値段は
  変化しない
 
 これ、勿論各々の年で買った値段は違うわけですから、
”今”買った物件の価格変動がこれから推論できるわけでは
ないわけですが、傾向としては、私のコストつみあげでの
ざっくり感の考え
 
○どんなマンションでも坪100万円分は上物代金。
 ざっと25年とかで消失する

# 25年たっても、マンションは住めますから、
 戸建ての土地とりひきみたいに、”古屋あり”で
 土地ー建物の撤去費等で引き算とはならないだろうけど、
 12年ごとに100万円級の工事をしたら、これ坪5万
 かかっちゃうわけで、まぁそろそろ立て替えを意識しだす
 と上物代はほぼ0認定ということかな、、、
  
○残りの価格はのっかっている土地代の容積率按分に相当
 する分。価値は消えない。
 
とまぁ概ねには一致していると思っていいんではないかなぁと。
 
 ポイントは、まだローンを返しているような新築から20年
くらいの期間は、坪4万程度、金額にして毎年100万円売ったとき
の価格は下がっていく傾向が”どこでも”あるわけだから、
フルローンで、せいぜい諸手数料とかしかいれないで
マンションを買ってしまって、あまりたたないうちに売りに出すと、
年100万円を超えるペースでローンの元本を返済できていない
場合には、家を売ってもその家の借金が残る可能性が高いと
いうことですね。
 
 こういった視点からみて、私は、ゆうちょの低所得者むけの
50年ローンの開始には大反対です。日本版のサブプライムそのもの。
次回はこれで。
  
よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
マンション管理の人気ブログリストです。
 
  ↓ ↓ ↓ ↓