専門委員会の設置(1) -専門委員会は必須? | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 
 大規模マンションで理事が20人とかでも、理事会そのものは必ず3時間未満
できれば2時間を目標に終わらせなければ、だんだんに疲れるなぁって理事から
ぽろぽろと脱落
していくことになります。
(知り合いで、夜8時から初めて午前1時までやったって理事長がいたけど、
熱心さは認めるけど、多分ほかの理事が瞬時に脱落しちゃいと思う)
 
 一方で、検討すべきテーマは超沢山。ものによっては、数万円のものでどれに
しようかとか意見なんかでその場で意見交換しはじめるとなかなか収束しないものも
あります。
(キッズルームの遊具が壊れたから直す?なにか買い換える??
 買い換えるなら何にする???とか)
 都内の新築マンションを購入する人の平均時給は4000円を超えているというデータ
もありますから20人集まって1時間余分に拘束したら8万円の無駄。
この価値観のもとで決定スピードを考えていく必要があります。1-2万円のものが、
どっちがいいかとかで理事会を15分拘束するなんてのは決してやってはいかんわけです。
(私自身もきっちりと物事が決まらない会議は大嫌いなのでその好みが議事進行の
スタイルに結構反映されてます;要するに無駄話をうだうだやるのは極端に嫌い。
まぁ、その割ブログは饒舌調なんですけども。。。)
 
 うちの理事会では、”理事”は問題点の指摘のみを持ち込むのは禁止、
かならずこうすれば解決できるから、これこれの実施・あるいは支出を承認して
ほしいという”問題解決のための議決要求”の形で付議して、Yes/No で採決でき
ない疑問点がその場で指摘されたら、翌月までに検討して出直してきてとしてます。
 
 こんな場合実質的な検討の場は、各種の専門委員会に移すしかないですね。
大規模のマンションで、全く専門委員会なしってところはむしろ少数派みたい
(知り合いの大規模理事長で、例えば大規模修繕とかまで委員会制度なしで
やったという人は皆無)ですから
専門委員会の設置と、その役割や理事会との関連についても研究しないのは
管理組合の運営系のブログとしては片手落ちというものでしょう。
Twitter でちょっと呟いてみても、随分これまたマンションによって文化が違うようです。
 
 うちのマンションでは1-2期はあくまで理事長(要するに私)のかなり私的な
諮問機関という位置付けで委員会制度を立ち上げていました。
 まっさきに必要になったのが、建物関係全般を扱う営繕委員会で、建築士など
専門知識をもった人を中心に、2年で期限の切れる瑕疵担保保証の不具合指摘に
集中するためのものです。
 
 2期の終わりに、”専門委員会の設置細則”を総会で決議して、専門委員会の
設置に関わるもろもろのルールを決定しました。この時に理事会報酬ほかも
制定したので、全部で11の議案を総会に諮ることになって、これが1回の
総会で可決された議案数では最大でしたね。
 
 しばらくシリーズで、専門委員会の設置編を書いていこうと思います。
 
 長いと書く方も読む方も疲れるでしょう。できるだけ毎日コンスタントに
(ミッキーエヌさんを見習って書いていきましょう)
 短めのをアップしていきたいと思ってます。。。って既に短くはないか。
 
 
よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
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