MR訪問ヲタクのシーズン | はるぶーのマンションヲタクな日々

はるぶーのマンションヲタクな日々

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 例年この時期は、マンションのモデルルームのオープンの季節で、
まぁ販売商戦もここでの来客をあてこんで過熱化するので、
マンションヲタクなら、必ずモデルルームにいっているはず(?)
 
 妻が雨の運転はいやぁとかで車をおいていったので、
(実家に帰らせてもらいますって別に喧嘩をしたわけではない)
連休中は車つきで家に1人。
 いやぁ妻も娘もいないで私が家に1人なんて素晴らしいことはめったにない。
(私は面倒なことは徹底してしないので、妻の実家におまけでついていくなん
てサービスは実施しません)家でぐだぐだしていると、すぐに娘の算数の勉強を
見てーとか言われるしな。
 
  理事会も議案書は投函終わっているししばし放置でよかろうってんで、
この連休はモデルルームめぐりにいってきました。その話題はまた気が向いたら。

 
 最近 Twitter でよく絡んでいる 東京カンテイの”中の人”
( @tokyo_kanntei ) によると、

   https://twitter.com/#!/tokyo_kantei 


 以下引用・ふたつのツイートからそのまま
 
『この前某デベ役員と購入者層の話になりました。
 価格で区分するそうです。
   5,000万円までは一般給与所得者、
   7,000万円までは年収1,000万円超&贈与がある世帯、
   8,000万円までは自営&節税対策世帯、
   1億円までは年収2,000万円超世帯、
   1億円超は分類不能(笑)とのことです。
 1億円以上はもう本当にバラバラだそうです。お金が余っている人
 がいるそうですから(笑)やってられません 』

 
 
だそう。 一部の数字をExcelにうちこみまくるヲタクを違って
購入者の検討の俎上に載るかどうかは坪単価ではなくて、グロスの
総価格だから、タワーの売れ行きは、6000万を超えるとかなり
にぶってきて、7000万を超えるとかなり厳しい。
(豊洲の相場を@300まで引っ張ろうとして住友のタワーは
まぁちょっと客がついてこられないというか売れ残ってますね)
 
 6000万で坪単価150×40坪・200万×30坪・250万×24坪・300万×20坪
 400万×15坪全部可能だから、坪単価を上げるには(上がってしまう
ような入札をかけたら)狭く作るしかない。
 一方で、家族の人数に応じて暮らせる広さってあって、やっぱり
子供がいる夫婦なら70㎡程度はほしいし、子供2人なら80㎡の声を
聞きたいところ。
 
 
 見に行ったタワーも上手に狭さを感じないように作っていたけど、
角部屋でも70平米台が基本。 1㎡ 90万ともなれば、70平米台で
なんとか6000万台の下のほうに収めるとか”狭さ”を感じさせない
工夫は涙ぐましいものがあります。
(効率的な収納の確保と、廊下面積の低減でまぁ確かに努力の跡は
認められた)
 一方で、1㎡ 70万そこそこなら は80平米に確保しても高層階で6
000万きっている部屋もあるとかできます。
.... まぁ、最後にはお財布の中身との相談で、買えないものは買えない。
 
 結局この連休にいったモデルルームは3つなんだけど、
仕様面ではかなり見劣りするもののまぁ”値段で勝負”なタワーが
来客数では圧倒していました。
(というか70平米で6000万円台半ばからでずらっとあったら
普通なかなか来ないだろう)
 
 帰宅したら、うちのマンションではかなりモデルルームヲタクな
知り合いと交差点で会って話したけど、今の経済状況で坪300近いような
マンションを駅距離も10分以上あるとこに作ってもまぁ凄い勢いでは
買いにはこないよなぁとかで意見は一致。
(1期完売とはいかなかった。需要を先食いしているわけで、ツインタワーの
2棟目をかすかに上がった値段でだして、合計2000戸近く売れるかと
いったら難しいだろうなぁ...)
 
 値段情報などの詳細は、やはり Twitter 上での知り合いののらえもん
さん
( https://twitter.com/#!/tokyo_of_tokyo )
のブログ
  http://hudousan.secret.jp/hudousan/

に詳しいので省略。
 スキャンしたのをそのまま載せると微妙に著作権問題があるんだけど、
値段の数字そのものには主張できないのでわざわざ全部Excelにうちなおして
いる努力には頭が下がります。
 
 
 多分典型的なマンションの価格の世帯年収倍率は、
40000-5000万級で5倍, 6000-7000万級で4倍ってなとこだと思うけど、
夫婦で1500万とかの収入の層は、両方フルタイムなら普通にかなりの数は
いるんだと思うけど、ある程度収入があるってのはいつ首になるかもしれん
というリストと表裏だから、そういう人は存在していても、
リーマンショック以来、リスクをとりにくくなっているんじゃないかなと
いうのが私の考え。夫婦でローンなら、どっちがとんでも困るからなぁ。
 
 値段があがったから、部屋を刻みぎみにするのはどうかなぁ。
シンガポールみたいに、国策として100平米くらいは確保する(国土はずっと
日本より狭い)のが、これから人口減っていく日本の進む方向だと思うけどな。
 
 マンションの価格は、7割が原価で、建築費を除いた土地の仕入れ価格は、
”その地区の平均的な給料生活者”が”年収の5年分くらい”をつぎ込んで
”買えるぎりぎりの価格”になるように地価が決まっていくわけだから、

(戸建を立てるのとはまるで違う入札価格になる。マンションの土地仕入れは
容積率の売り買いだから、公開空地でもつくって容積率が2倍にアップできる
なら、土地の値段も2倍です)
 皆もっと広くしろというとマンションを全部広くしたら誰も買えなくなる
って反論は実は嘘なんですよね。

  

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