今までの回を読まれていれば書いておいたので理由は省略で箇条書きにて:
● できるだけ一般媒介にして競合を煽る。
一般媒介の場合どこに頼んでいるか明確になる”公開型”を選択する。
うち1社はネットワークの充実した大手、
1社は地元密着型など変化をつける。ネット上でてあたり次第という
感じをなくすため多くても3社までに絞ってそれ以上には増やさない。
● 専任媒介とする場合でも専属媒介だけはつけない
友人に売るにも6%抜かれるのは妥当ではありません
専任媒介をつける場合には、相手は超大手に限りましょう。
(つれてくる見込み客も自社に紹介のあった客ですから、一定の
規模のある会社を専任ならつけないと、動きがとれなくなります)
とくに売主系列などの媒介実績のない会社に、すこしばかりの
仲介手数料値引きで頼んだりするとはまりやすいです。
-- これは、とくに新築物件に買い換えを行ったりする場合に、
『買い換え特約付き契約』(停止条件付き契約)でありがちですが、
多くの場合、そのデベの系列の仲介部門は、見込み客を客付けする
能力が低くなっていて不利になります。残債を完済しているなどの
場合、できるだけカップルさせないであえて自分でリスクをとって
売りましょう。
● 自分のうちの値段は自分で査定できるように知識をつける。
査定が高かったという理由だけで、仲介の会社を選ばない。
ネット上で価格改定する必要なくせいぜい10%引きまでで成約可能な
価格を売り出し価格とする。
● このマンション限定でほしがっている顧客がいますというビラを頻繁に
投函する会社は、マナーが悪く露骨に両手を目指してくるので頼まない。
● 見込み客との交渉時にいったん値引きを出すと、その線でネット上に
載せましょうといってくる仲介屋が多いが基本は断る。
見込み客は、正札の1割引きから価格交渉をスタートしますから
もともと妥当範囲に値付けされていれば、正札を架け替える必要はありません。
● 非常に急いでいるのでなければ、3月で媒介契約が切れたところで、
新規に他の仲介業者をあたる。見込み客の紹介人数などをみながら、熱心さの
ない会社から入れ替えていく。
(一般媒介でも合計で3社程度までを上限にするのは必須)
--やはり売り急ぐと、高くは売れません。仲介やさんは買主側には都合の
いいことをいっていますから、値引きしてまであなたに頼まないよといわ
ないと、向こうにはいくら程度は値引き受けそうとか急いでいるみたい
ですよというものなので(これは冷やかしでたくさん買うほうに見に行けば
わかる:必ず買主は売却の理由は聞くものですから微妙に売主の焦り度合は
教えてくれるものです)
● 年度後半は成約しやすいが、年末年始は非常に成約しにくいなど、
季節変動については意識する。
例えば11月からいくら値下げしても年内決着は難しいです。
1-3月は動く時期なので、越年してのんびりやったほうが有利
このシリーズ書いているほうも飽きてきたので、
次回で最終回です。
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