こんばんは

今夜は娘、初めて読み聞かせの途中で眠ってしまいました



七五三の写真撮影もとってもよく頑張って、
沢山モールの中を歩いてはゲラゲラしながらお店を楽しんだ上に、
お昼寝もしなかったので、よっぽど疲れていたんだね。。。
とても優しい寝顔で眠っています。
ニコニコいっぱいの

楽しい夢が見られますように…





今日ご紹介する絵本は
恐らく世の忙しいお母さまお父さま方には必ず一度は経験があって、
共感してしまうのではないかな?と、
感じられるお話です。
…なんとなくタイトルからあれこれ想像しちゃいますね。
主人公、とっちゃんのお家は自営業、お惣菜屋さん。
この主人公とっちゃん。
とっても真っ直ぐで素直、お母さんやお父さんが大好きな子です。。。
夕方にかけて忙しくなるお惣菜屋さんのお仕事中でのお母さんやお父さんの言葉かけの通り、
親の一言一言を幼いながらに解釈し、大切に受け止めていきます。
お母さんやお父さんと遊べる時間を待つ様子がひしひしと伝わり、
交わされる会話の時間経過とともに、とっちゃんの思いがぐさっと読み手に突き刺さります。
何気ない言葉。
【またあとでね】
子を持つ親なら誰しもが経験あるのではないでしょうか。。。
本当にそのあとでね、が叶うかもしれないし
相手をとりあえず納得させ、その場をしのぐ為に使うかもしれません。
ましてやとっちゃんのご両親のように
仕事中だったり、どうしても手が離せない時、自分に余裕がない時には使いがち。
いつも我が子を誰よりも思っていることには決して変わりはない。
だけど親も人間、完璧ではありません。
なるべく使わないようにはしているけれど
思わず使ってしまうことがあった。
そんな経験のあるご家族にはきっと
胸がキューっとする
お話です。
私の3歳の娘はまだおしゃべりも
あーあーあー
おーおーおー
言葉自体の理解もどこまで進んでいるのか判断がつかないレベルです。
しかし娘には何かが伝わっている。
そう思っているので、理解の有無に関わらず、娘に語りかけています。
また、
あーあーあー
等の喃語の中にも抑揚があり、何を伝えているのかが伝わってくるようですし、はっきり好き、嫌、何してほしい、など意思表示は行動で示せるようになったので(まだまだわからない機会も沢山ありますが)
決して娘が一方通行にならないように
「そうなんだ」と体を向き合わせながら一度受け止め、
「どうしたい?教えて。」
そんな会話のやり取りをしています。
また現在主人が単身赴任中でもあり、
当然のことながら家の中では
「ちょっとまってて」
の場面が頻発!
待つ大切さを教えることも時に必要なのでしょうが、
今の時期はなるべくその時に気持ちを受け止めてあげたい…
我がジレンマとの闘いです。

大人も子供も、
そして障害の有無に関わらず、
相手に対して分かりやすく見通しを立ててあげるという視点、
非常に大切なことですよね。
それは相手の気持ちに立って考える、
という事でもあります。
だけどいつも出来る訳ではなかったりするかもしれない。
そんな時には自分を決して責めないことです。
寝顔に向かって
ごめんね、
と眠る日があっても親としてそれもまた子供に教わりながら成長している過程の中でのこと。
家事に仕事に、忙しい日々の中で
ネットに溢れる
子供にはこうあるべき。
に、とらわれなくて良い。
完璧でない毎日の中から創られていく
親子の絆は沢山ある。
この絵本からその事が滲み出るように
伝わって参ります。