経緯その15~燻製バーベキュー | すい臓がん〜家族のブログ

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母親を2015年7月に亡くした息子のブログ。
すい臓がんになった人と、その家族に向けて書いていきます。

2015年5月上旬

 

母親がずっとやりたいと言っていた、燻製バーベキューをやってきました。

癌だとわかる前から、せっせと燻製器を100均の材料を使って作成。

ハムやベーコンの下準備を進めていました。

 

そんな矢先に癌だと告知。

当初は余命一ヶ月と宣告。

 

もう実現できないと諦めていましたが、なんとか元気に4ヵ月以上闘病を続けてくれたおかげです。

 

 

実家から30分程車を走らせ、おばさんの家へ。

近くの畑で、さっそく燻製の準備です。

 

燻製チップに火をつけます。

 

火起こしは、僕の役目。

 

 

左が僕の従兄弟で、右が僕。

こんな感じの畑でバーベキュー。

のどかないいところです。

 

 

火をつけて、材料を並べます。

ウインナーやハムベーコン、チーズ。

チーズは熱で溶けてしまうので、一番上の段。

 

 

 

 

 

卵も追加しながら、だいぶ煙が起こってきました。

 

 

 

 

 

 

もくもくもく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインナーやチーズは、それほど時間もかからず完成。

とってもいい色をしています。

 

チーズと燻製の相性はとってもよく、ビールのつまみです。

ウィンナーは皮がパリっとして、できたてを食べると本当に美味しいです。

従兄弟や友達も絶賛してくれました。

やっぱり手作り燻製は一味違います。

 

 

1時間以上掛かりましたが、無事にハムとベーコンも完成です。

 

こちらは出来立ても美味しいですが、一晩冷蔵庫で寝かせるとより燻製の香りが強くなる気がします。

小分けにして、冷凍庫で保存。

一年経っても良い香りがまだします。

 

母親もよく食べてくれました。

手羽先も燻製して、今の母親にはこれが一番美味しいと感じたみたいです。

 

みんなの笑顔が見れて、本当に満足そうな母親。

良い思い出となりました。

 

 

バーベキューで少し疲れたのか、翌日から微熱が続いていました。

 

また肺炎かな?と、かなり心配になりましたが。。。

病院で検査を受けた結果、肺炎ではないとの事で一安心。

 

しかし、TS-1の服用は1日分残して、2週間の休薬期間へと入りました。

今のところは、まだ大きな副作用もありません。

 

この頃から、夕方になると腹水が貯蓄されて、だいぶ身体が重そうになっていました。

2週間の休薬期間で改善されるといいのですが。

体調を見ながら抗がん剤を調整して、じっくり付き合っていこうと思います。

 

 

 

 

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