経緯その10~血糖値を抑える | すい臓がん〜家族のブログ

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母親を2015年7月に亡くした息子のブログ。
すい臓がんになった人と、その家族に向けて書いていきます。

2015年3月中旬

 

すっかり肺炎が治った母親。

退院することとなりました。

 

やっぱり自宅が一番ですね。

僕もなんだか少し、安心した気分になりました。

 

確定申告の時期だったので、医療費控除の書類を書いてみました。

2014年、僕の家族は色々と病院にお世話になりました。

 

父親は心筋梗塞で入院。手術は成功し、今は元気です。

兄貴は腸炎で入院。かなりお腹が痛そうでした。

そして母親はすい臓がんの為入院。

 

4人家族、僕以外みんな入院していました。

こんなに重なることってあるんですね。。。

 

 

母親が退院したことを友達に伝えると、色々お祝いを頂きました。

 

ノンカフェインのハーブティー

甘くなく、レモンとショウガでさっぱりしてとても飲みやすいみたいで

一つのティーバックで一日何度もお湯を入れ飲んでいました。

出がらしでも、薄味で美味しいと。

 

 

また違う友達から、玄米粉を頂きました。

通常ではあまり売っていない為、玄米を取り扱っている店に色々電話して、分けてもらってきたとの事。

本当に、親身になって僕の母親のことを考えてくれています。

そうでなければ、なかなか電話してまで手に入れようとしてくれないですよね。

本当にありがとう。

 

母親も、それを聞いてとっても嬉しそうにしていました。

「元気になったら、またうちでご飯食べにきてもらわなきゃ!」

と、張り切っていました。

一緒に、少しずつ元気になるように頑張ろう!

 

その玄米粉を使って、慣れないですが蒸しパンを作ってみました。

見た目は悪いですが。。。

味は、美味しいと言って食べてくれました。

 

毎朝一つずつ食べるね~と、喜んだ様子です。

 

 

やはり、すい臓に癌がある以上は血糖値にも気を遣うべきだと思います。

なるべく白米やパンは避け、GI値の低い玄米や胚芽米、全粒粉を使ったものを食べるようにしていました。

 

 

なかなか玄米が手に入らないという方は、ご飯になにかを掛けるだけでも血糖値の上昇はある程度抑えることができます。

 

血糖値の上昇が抑えられる順に・・・

・とろろかけご飯(とろろが消化を助けてくれるのでオススメです)

・わかめご飯(釜揚げしらすを入れるとより美味しくなりました)

・押し麦ご飯(雑穀米より低価格で購入することができます)

・納豆かけご飯(発酵食品で腸内環境も同時に整えてくれます)

・たまごかけご飯(たんぱく質も同時に摂れます)

 

このように、その日の気分に合わせて色々工夫してご飯を食べるようにしていました。

白菜の浅漬けを自分で作っては食べるということもやっていました。

この漬物のおかげで少しは食欲も沸くようです。

 

そうしていくうちに、少しずつ吐き気も治まってきて。

 

食べられる量も増えてきたおかげか、入院中あれだけパンパンだった腹水が

ほぼ目立たない状態まで回復しました!

 

医者からは、足のむくみや腹水はもう治まることはないと言われていましたが。

なんとか買い物に行けるまで体調も良くなりました。

 

体重は腹水がMAXだった頃56キロありましたが、この頃は35キロです。

どれだけ腹水が溜まっていたか。。。

そりゃキツイですよね。苦しいとは決して口には出さなかった母親。

改めて、すごいなぁと感じます。

 

 

 

 

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