存在 | ココロハレルヤ

ココロハレルヤ

日々ふと感じたこと、思ったこと、考えたことを心のままに書いてみたいと思います

わたしが

いない方が

いいのかな


はみです



わたしは
その場の雰囲気を壊さないように

わたしがなにも言わない方が
そのひとたちが自分で気付いてやってゆける

わたしがやりたいことをしない方が
そのひとたちが自立してゆく

わたしがいない方が
そのひとたちにとって
うまくいく

そばにいない方がいいのかな

その方が
子供たちは成長する

そんなことを信じて握りしめていたようで

そこに
わたしが入れないようにしていた

まわりのひとに
わたしが存在していないような
わたしのことにふれてくれないように
させていた


それなのに

寂しくて
悲しくて
悔しくて

やがて
それは
不満となり
拗ねとなり
苛立ちとなり
怒りとなった


怒りは
一番感じやすい感情だから
沸きそうになる瞬間に
出さないように
感じないように
蓋をしていた

そして
無理に押さえつけられた怒りは
冷たい炎となってわたしのなかで燃え続け
その冷たさは
まわりのひとを
凍らせた

発言すれば
怖いと言われ

なにかをやれば
要らんことをするなと言われ

そこにいるのに
益々
いないように扱われる

そんな風になっていった

すべての感情の素晴らしさ
生きることそのものだと
知ってから

感情の蓋を取って
どんな小さな怒りでも汲み取り感じ
吐き出すようになり
こんなにも
強い力がわたしのなかで
渦巻いていたのかと驚きつつ

その底に
大好きなひとに
大切に扱われていないような気がして
寂しくて
悲しくて
泣いているわたしがいた

そのわたしに
寄り添って
抱き締めながら
欲しがっている言葉をかけ
励まし
応援し続けた



すべては
わたしの
信じて握りしめていた
「わたしは存在しない方がいい」
という小さな勘違いから始まっていた

わたしを
いないようにしているのは
わたし自身ではないかーー

何をやっとったんじゃ
わたし(笑)



わたしが何を言おうが言うまいが
そのひとたちは自分達で気付いてゆくし

わたしがやりたいことをやろうがやるまいが
そのひとたちはすでに自立しているし

わたしがいてもいなくても
そのひとたちはうまくいく

わたしたちは
出会うべくして出会い
分かち合うために
生まれてきたのだ

どんないのちにも
かけがえのない無限の価値がある





わたしが言いたいことを言った方が
そのひとたちはそれがきっかけとなり
自分達で多くのことに気付いてゆけるし
もちろん
わたしもたくさんのことに気付いてゆける
そしてそれは
まわりにも広がる

わたしがやりたいことをやればやるほど
そのひとたちは
自分で生きるという意味を見出だし
幸せを感じ
豊かに生きてゆくし
わたしは益々生きることを楽しめるし
まわりのひとたちにも広がり
自分の人生を歩んでゆける

わたしがいる方が
そのひとたちも
わたしも
みんなも
豊かなのだ
幸せなのだ


わたしがいるからこそ
すべての存在がいるのだ

わたしがいることで
すべての存在が耀くのだ








というおはなし