小林宗作先生 | ココロハレルヤ

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日々ふと感じたこと、思ったこと、考えたことを心のままに書いてみたいと思います

激しい雨降り後の
今日は曇り空

雪が降っているところも
あるのだそう

あったかい部屋で
雪がしんしんと降るのを
見るのが好きな
はみです




さて

皆さんは
小林宗作先生
をご存知ですか?

知らない方も多いでしょう
では

トットちゃんの先生

と言えば
あー!
って思われる方もいるのでは
ないかと思います

トットちゃんとは
徹子の部屋の
黒柳徹子さん

黒柳徹子さんが
子供の頃のことを
書いた本が
「窓ぎわのトットちゃん」
です

わたしが子供の頃
母が買って家に置いてありました

戦後最大のベストセラー
と言われた本で
トットちゃんこと黒柳さんが通った
トモエ学園のお話で
その学校の校長先生が
小林宗作先生なのです

本を読むのが
好きだった
わたしは
いわさきちひろさんの
優しい絵につられ
「窓ぎわのトットちゃん」を読み
それからずっと大好きな本
になりました

大人になっても
時々読んでいて
今は道場の本棚に置いてあります

合気道の指導員になった頃
小林宗作先生のことをもっと知りたくなり
図書館で探したところ
「小林宗作抄伝」という本を見つけ
その頃ステキだなと思ったところを
手帳に書き写していました

それを
ふと読む機会があり、
見直してみました。

やっぱり
ステキだった*·♡॰ॱ०⁺*·

その中で
一番好きな文章を
紹介します



 生の力

世間には人間の小さな知識や才能を信じ過ぎて、
生の力本来の力には気付かない人が多い様に思います。
教壇に立っても少しの事でハラハラして見たり、
自分の定めた道徳の形に当てはまらないと
すぐに不良児だと思ったり、
少し大きな失策でもすると
取り返しのつかない事でも仕出かした様に
ウロタエルのは、生の力を知らないからです。
人間は丁度、
道芝が踏みつけられても踏みつけられても
下から下からと新しい芽を吹くように、
胸の底からこんこんと湧き出ずる希望は、
次から次へと新しい芽を吹く生の力があるからです。
腕の一本や足の一本位折られても
決して死ぬものではない事を信じます。
ー大きい大きい回復力は
人間の心の中にもあることを信じます。
胸の底に瑞々しい若葉を芽ぐんで、
新しい希望に歓喜を覚えます。






もう一度
あの本を読んでみたくなりました
30代の頃でも
結構ボロボロになってたけど
あるかなぁ

明日は
図書館に
行こう♪








ナンドモナンドモ
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