昨日は17時過ぎから23時半頃までレッスンして夕食を食べたので今日のラッパのスタートは夕方。もう、回復力が遅くて…
無理はしないで上手く鍛える。
最近のレッスンから。
受験のためにレッスンを辞める生徒さんとは最後のレッスンはベーシックのトレーニングの中のコアな部分と残りの時間はひたすらに何曲もデュエットをした。
多少の不具合は飛ばして。
音楽を楽しむ意味を印象に残して欲しかったから。
調子良く来てたのに突然不調になる人が居る。
こう言う時は少し戻る様なアプローチをしてから戻る人は問題は小さい。しかし、しばらく談笑などしつつ、時間を開けて吹いた時にまた吹けなくなる人が居る。
上手く戻れた人はそのブレイクの間に良くなって居る。
さてそこから問題の原点を見つける作業に入る。何処がどうなって居るでは無くて、何故そうなるか。
何を意識してるからそうなるか?
メンタルな面も含むのでとても繊細に扱う。
ある経験からその時は質問を次から次へとしつつ、色々なことを吹いてもらったり、アイディアを試す。実はここではその時に使う手法や何をやってどうなったかは大きな問題では無い。
生徒さん本人から問題が起こる原因になってで有ろう意識を「ポロっと本人の言葉」で白状してもらうためである。(笑)
大抵は本人にとっては大切だと思ったり、とても良いアイディアを見つけた!って事が実は時間が経つほどにそれが誤解で不調を招いて居る事が少なくない。本人にとっては絶対に良いと思ってるので中々に表には出てこない。
そこさえ出て来れば後はその意識をリセットするだけ。
ただ、こちらの予想外の事が有り、生徒さんも何とかこなして1カ月位その原因の意識を放置してしまうと戻るのに時間が必要になる。これは長期的にはプラスになる経験だけど短期的にはマイナス。そこからアイディアだけに頼ってドンドン変えていく事でイメージを完全に失う事すらある。
立ち戻って行く過程でまた違う工夫を加える事で迷路に入ることもある。先ずは分岐点まで戻る事。
不調の時に気をつける事。
☆☆☆先ずは、音や音楽のイメージは必ず持って歌う感覚(声で歌う感覚と同じ)を忘れないこと。これは楽器の技術以前の問題。
☆☆小さな呼吸で無くて自然かつ大きな呼吸が出来るメンタルやフィジカルのコンディションである事。
そして、
A
★頑張って音を出してないか?音を出すのに努力が必要で無いか?唇の振動が起きるのに何かしらチカラや強い息が必要ではないか?
☆音が自然に出るように。息が上手く吸えて、ちゃんとマウスピースがアンブシュアにセットされれば音は自然に鳴るし、唇は勝手に振動してくれる。
B
★息を吐こうとする努力が必要ではないか?
☆息は自然にたっぷりと吸えれば勝手に外へ向かう。脱力による溜息の様に一度に身体の外に流れでない様にコントロールして内から外へ流れる事。
C
★良い姿勢を頑張って取ろうとしてないか?
☆楽器がちゃんと持てて構えられれば、良い呼吸が自然に良い姿勢を生む。
(昨日のレッスンで、「めっちゃ良い姿勢になってるんですけど!」て感想が有った。今までは良い姿勢を取ろうと身体の外側の筋肉を強張らせて頑張っていたので腰に来てた。人はどうしても型やコツで間に合わせようとしてしまう。問題はコア)
※レッスン前に偏頭痛が酷かったのがレッスンを進める事で消えた。僕自身も変な格好でゴロゴロしてたいて腰痛っぽくなった時にラッパを練習したら消えた事がある。良い呼吸になると頭の中が晴れて気分も前向きになる。
D
★タンギングをするのに頑張って突かなくてはならなくなってないか?
☆自然に上手くいけば「タタタタ」と言葉を喋るだけで音はクリアーに自然と並ぶ。
(もちろん、ダやラetc.でも良い。言葉と同じ)
この4つは同時に黒星になるか白星になるか分かれる。どれかが白とか黒には先ずならない。
いつも白星で居られる様に吹く前に段取りを頭の中でイメージしてゆったりと時間を使い、イメージ通りに身体が勝手に動くように準備をする。
おまけ、、、最近パワーストーンを改めて持つ様になった。ちょっと考える事と考えさせられる出来事が有って。
昨日「楽器を吹く時にこれ付けてると僕にはキツイんですよね」と外して吹いた瞬間に音を聴いて「えーーー!そんなに変わるんですか???」と言われた。まぁ、良い悪いは別として変わるんです。(笑)