アンブシュアってずれてたらいけないのか? | HARUのブログ

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ラッパの事、普段の事、色々。

本人と親御さんの了解を得て投稿してます。

この四月に中二になる生徒さん。
小学校5年生の時から凄くゆったりペースなレッスンを続けて来てました。小学生の時はウチに来た時に基礎練習とメロディーを一緒に吹く感じで、まだそんなにのめりこむ感じで無く遊びの延長な感じでした。
うちの子は未だに何にでもそうですが(汗)、その当時はのめり込むって感じでは無かったんです。

これはけっして悪いことで無くこちら~先生側が一緒に楽しんで上げることが大切で気持ちがぐっと上がる瞬間を見逃さずに背中を押してあげられると良い。
本当に良い先生はその気持ちをふっと引き込むのですが私は未だ未熟で待つのが精一杯。これも自分に子供が出来てからかな~

でも、その遊びの延長の時に、大切な事は伝えて飽きる事なく続けられる様に手伝ってあげる事は大事だな~と思います。

さて、中学で吹奏楽部へ。
実はそこでトランペットを吹くことがその子の目的で、その為に普段はやらないバジングの練習もレッスンに入れたり(適正テストがバジングで有りました)対策を練りました(笑)

しかし、入部後に与えられた課題がちょっと荷が重すぎる感じで調子も不安定に、、まあ、これは色んな考え方が有りますからなんとも言えませんが、その為の対策も考えて少しづつ、長く楽しめるような基礎を身につけて欲しくて続けてきました。

そんな中で最初はマウスピースの位置が曲がってる事を学校やそこに出入りしている人に注意されたようで…

マウスピースの位置は下に下がり過ぎたり、極端に上な場合以外、左右はそれほど大きな弱点にはならないというのが私の考えです。自然にそこに落ち着いたのでそのままに。

怖いのは後々フォロー出来ない方がアンブシュア関係に安易に指摘する事。(アンブシュアだけでは有りませんが…)

善意だと思うのですが、これは止めて頂きたい。生徒さんがそちらを選びその方が責任を持って導いてくださるのならそれは問題無い。でも、その場限りの吹き方の根本に関わるもの(アンブシュアの様な)は避けて頂きたい~特に子供へ。混乱するんです。たとえ良き方向でもその後のフォローが必ず必要です。

さて、本題。
これ位の左右非対称は問題有りません。
アンブシュアもリラックスしてますし。
変えることで力が入ることの方が問題を起こすと思います。

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そしてまだまだ不安定ながらも上のドまで上がって下のドまで下りてこれる。きっとこれから身体が出来て来るにしたがって安定するでしょう。息のスピードの変化やシラブルは私のレッスンの中では使いません。




リップスラーも音色が変化する事なくなんとか。




この先をとっても楽しみにしてます。

ちなみに私もアンブシュアは左右非対称です(笑)それが何か?(笑)

そんな私は現代楽器の倍の長さのスライドトランペットの練習…