以前「伊勢 神話占合札(いせ しんわうらなひふだ)」というカードを買いました。
タロットやエンジェルカードのような
メッセージを読み取るカードです。
古事記に記載されている神話の中から
48場面が選び出され、
解釈とメッセージが書かれているものです。
今日1枚引いてみました。
邇邇芸命(ににぎのみこと)は、木花佐久夜比売(このはなさくやひめ)と姉の二人を差し出されたものの
美しい木花佐久夜比売だけを留め
醜い容貌であった姉を送り返してしまいました。
姉妹の父神(大山津身神 おおやまつつみのかみ)は、
石のように永久不動の命を姉姫に託し
花のように美しい繁栄を妹姫に託し
邇邇芸命に贈りなさろうとしたのです。
姉を送り返しなさったことで、
以降、神の御子の寿命ははかなくなられたのだということです。
そこに起きる出来事の
表面にのみ目を向けていると
深い深いところに隠された意味や、
物事の本質に気づかないということがあります。
見た目に惑わされることなく
物事の「本質」や「真実」を観る
という姿勢をいつも持っていたいものです。