映画『主人公は僕だった』(更に追加感想)。 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 だけどこの映画のハロルドみたいに、ある日突然、ある作家が創作中の小説の主人公になっている自分に気づく…という四次元のスポットみたいな場所に落ち込んだら怖いだろうな。でも80年代の片岡義男が書いていた洒落た青春小説の主人公として生きられるのなら、それは悪くないかもね。或いは団鬼六のSM小説の登場人物となって、捕われた潜入捜査官の天海祐希を辱めていじめてみたい。