囚われることなかれ
今朝はこんな声が聞こえてきますね。
何か特定なことだけに拘るとき
ボディもハートのエネルギーも
ぎゅっと凝縮されてしまいます。
何か特定なことだけに拘るとき
ボディもハートも重たくなるのを感じることでしょう。
これだけがあればいい！
これさえあれば幸せになれる！
この〈これだけ〉というものが拘りや
囚われになるのですね。
そして、この〈これだけ〉が
まだ手に入っていないとき
物足りなさといった不足感を感じたり
今の自分は幸せではない！といった感覚に陥るのでしょう。
これは今に感謝を感じていないということになり
物足りなさや不足といったものを意識しているので
益々と物足りなさや不足感を感じる現実を創り出していくのですね。
そしてまた今の自分は幸せではない！という考えが意識になり
これまた幸せではないと感じるような
現実を次々と創り出すことになるのでしょう。
あなたの人生というものは
〈これだけ〉のためにあるのではない。
と言うことに真に気づくことが大切ですね。
あなたの思う〈これ！〉というものも
確かに人生には必要なのでしょう。
でもそれは、ほんの一部だけのことなのです。
何か特定の〈これだけ〉をたとえ満たしたとしても・・・
人生において大切な〈これだけ〉以外のことが低いレベルにあるとき
その他 大勢の〈これだけ〉以外のことに
引っ張られていくのですね。
これは私も子供たちが小さかったころに
経験させて頂きました。
とにかく子供たちを育てるために
〈お金を稼ぐ〉ということだけに
拘り囚われていたのですね。
私の考えていたことは24時間
〈お金を稼ぐ〉ということに繋がることだけだったのです。
子供との愛の育みには全く意識が向かっておらず・・
自分は人見知りだということを棚に上げ仕事以外の人間関係からは距離を置き
身なりを整える（服装や髪）ということは二の次
自然を感じたり自分の心と向き合うといったことには全くもって興味がない
また定期的にパートナーと出会い
お付き合いは始まるものの
真なる愛の育みが解らない
そこに意識が向かない状態でした。
ただただ子供を育てるために
そして自分の社会での欲望を満たしたいがためだけに
〈お金を稼ぐ〉というかことだけに拘り
努力し頑張っていたのです。
自分でもかなり努力し頑張ったので
それなりの収入を頂けていたのですが
それも一時的なもので安定感・安心感や
満足感を感じることができなかったのです。
そんなことを繰り返すある日
〈お金を稼ぐ〉ということだけに拘ることに疲れ果て
もういいや！と思ったとき
子供との愛の育みや
自分を構うこと（身なりを整える）こと
仕事以外のお人様とのお付き合い
自然や自分の心との向き合い
パートナーとの真なる愛の育みなど
私には大切にしたいことが
いっぱいあったと気づいたのです。
そして〈お金を稼ぐ〉ということも
その中の一つとして捉え
全ての一つ一つのできることから大切にしていったのですね。
すると～どうでしょう。
あれだけ拘り囚われていたお金が
一時的な大きな収入で瞬間に消えていくものではなく
安定して、どんどんと積み上がりはじめていったのです。
自分の人生にある
全てのことに意識を向け
平等に大切にしながら過ごすことで
特に必要だと感じることも必要なときにちゃんと循環していくことになるでしょう。
素敵な一日を