ガーナご飯(ガーナ料理)・・・第三弾『シト:Shito』
『 シト : Shito 』 です。
確かに、「ご飯」ではありませんが、ガーナご飯・ガーナ料理には欠くことができない『シト』です。
『シト』無くしてガーナご飯とは呼べないほどの『シト』なのです。
日本で言えば、「しょうゆ:醤油」に相当するのかな??
画像を見て『辛味噌』!?と思われた方もいるかもしれませんね。
「しょうゆ:醤油」は調味料的存在ですが、「しょうゆ:醤油」をちょっと入れることで、
あっという間に日本食に変えてしまうほどの兵ですよね。
時々、マグロの『さしみ:刺身』を食べたいなぁ、と思うことがあります。
そんな時は、『アボカド』に「しょうゆ:醤油」をつけて食べると、
『アボカド』はマグロになってしまいます!
『シト』はとても辛いです。
少量を白飯、揚げた魚、焼いた魚、揚げたヤム芋、茹でたヤム芋、等々、
淡白な味の食材には、シトを付けて食べるのです。
では、『シト』を作ってみましょう!
材料・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 玉ねぎ: 中1個
2. 生姜: 2かけ
3. にんにく: 2かけ
4. 植物油: 2カップ
5. トマトペースト: 約200g
6. 粉末魚(ニシン、ツナなど): 1カップ
7. 粉末エビ: 1カップ
8. 粉末ペッパー唐辛子: 大さじ2〜3杯
(辛さはお好みで増減してください。)
9. Maggiキューブ: 2個
10. 世界の「味の素」: 適量
11. ナツメグ: 適量
12. パワードクローブ: 適量
13. ブラックペッパー: 適量
14. 塩: 適量(最後に味を確認して加減してください)
作り方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
材料 1.~ 3. をミキサーでブレンドして用意しておきます。
※もちろん包丁で細かく切ってしまうのもOKです。
中型の鍋(厚めの鍋がベター)で、植物油2カップを加えて加熱する。
※油が多い!と思われるとお察ししますが、シト作りには油の量が大事なのです。
また、材料を炒めるのではなく、材料の水分を飛ばすことが大事ですので、
揚げるイメージとなります。
油を十分熱してください。
(煙が出ると熱すぎです。材料が焦げてしまいますので注意してください。
ミキサーした 1.~ 3. を油に加えて揚げていきます。
(油が熱いので火傷しないように材料をゆっくり油に入れてください。)
少なくとも15〜20分間、材料のすべての水が蒸発するまで、これを揚げ炒めます。
焦げ付かないように常にかき混ぜることを忘れないでください。
水が蒸発したら、粉末ペッパー唐辛子を加えて5分ほど揚げ炒めます。
材料が炒まると、大部分が下に沈み、上に油が見えます。
これは、トマトペーストを加える時であることを意味します。
トマトペーストを加え、すべてが均等に混合されるまでゆっくり、じっくり、混ぜます。
これを20分から25分行ってください。
ここでのポイントは、次に粉末魚が追加される前にすべての水が除去されている
ことを確認することです。
※
フレッシュトマトやトマトソースを使うことはもちろんOKです。
しかしながら、シトを作るには、すべての水が蒸発することを確認する必要があります。
水分の多いフレッシュトマトやトマトソースを使用した場合は時間がより掛かってしまいます。
トマトペーストは水分が少ないトマトが凝縮されてますので、シト作りに適します。
お好みで選んでください。
※
さて、粉末魚と粉末エビを投入し、すべてが混ざり合って茶色がかった色
になるまで、絶え間なくかき混ぜる。
※油が少なく、パサパサ状態では焦げ付きますので、油を適宜追加してください。
弱火で15〜20分間調理/炒め、焦げ付かないように混ぜ続けてください。
味付けの 7.~ 11. の調味料を入れます。
最後に、味見をして塩加減をしてください。
よろしければこれで完成です。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間ほど落ち着かせるとよりベターです。
お疲れ様でした。
あとは、楽しい食事の時間を楽しんでください!
万能選手の『シト』・・・・
今日はフライドヤムとフライドフィッシュでいただきます。
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ごちそうさまでした!
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星5つです!
★★★★★ (最高★5つ)
さて、第四弾はいかに!?・・・・・