ブロンディ

「ネバーエンディング・ストーリー」の音楽担当のジョルジオ・モロダーがプロデュースと作曲を手がけています。

 

ブロンディは女性歌手デボラ・ハリーをボーカルにしたバンドで1980年前後に活躍しています。

 

Billboard Hot 100でNo.1になった曲は以下の4曲です。

Heart Of Glass           1979/04

Call Me                     1980/04

The Tide Is High        1981/01

Rapture                    1981/03

 

 

そのうち,「コール・ミー」は6週連続1位を獲得した一番のヒット曲です。

日本の洋楽ヒットチャートAll Japan Pop 20でも1980/07から6週連続1位になっており,年間ランキングでもノーランズの「ダンシング・シスター」に続く第2位でした。

 

この曲はリチャード・ギア主演の アメリカン・ジゴロ(1980)のテーマ曲です。

音楽担当だったジョルジオ・モロダーが,フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスに映画で使用する歌を依頼しました。ただ彼女は最近他のレコード会社と契約したばかりだったために断られ,ブロンディに依頼されました。

デボラ・ハリーは数時間で作詞したそうです。

 

 

 

ハート・オブ・グラス(1979)は初の全米No1になった曲ですが,こっちもイイ曲です。

個人的にはどっちかって言うと「ハート・オブ・グラス」押しかな

All Japan Pop 20では1979/07,3位が最高位でした。1位2位はドナ・サマ-のホット・スタッフ,ABBAのヴーレ・ヴーでした。ちなみにホット・スタッフをアレンジしたのはジョルジオ・モロダーです。

 

 

 

The Tide Is Highは潮は満ちているという意味なのに邦題は「夢見るNo.1」でした。

I'm gonna be your number one. という歌詞があり,あなたにとってNo.1の彼女になってみせるという意味なのでしょう。

レゲエ調の歌になっていますが,パラゴンズというレゲエグループの曲をカバーしたもののようです。

この曲はAll Japan Pop 20で1981/03,1位になっています。

 

 

 

「夢見るNo.1」に続いて登場した曲 "Rapture "です。

この曲は今までのブロンディとは違う,何言っているかわからないような歌詞のラップです。

それでもAll Japan Pop 20では1981/04に4位でした。

ぼくはこの曲,長い間 Raputure(歓喜)ではなくRupture(破裂)だとばっかり思っていました。