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昨日はカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートの第2パーク、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで現在開催中のイベント、フード&ワイン・フェスティバルの期間中、ソアリンが開業当初の”オーバー・カリフォルニア”バージョンを復刻稼働していることをご報告しました。
今回のディズニーランド・リゾート訪問中、1月30日にオープンしたばかりのピクサー・プレイス・ホテル(Paixar Place Hotel)にも宿泊して来ましたので、今日はそちらをご紹介したいと思います
ピクサー・プレイス・ホテルは全く新規のホテルではなく、以前はパラダイス・ピア・ホテル(Paradise Pier Hotel)として営業していたホテルを改装したもの。
通りの向こう側にあるディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク内に、かつてパラダイス・ピア(Paradise Pier)と名付けられたエリアがあったのですが、現在はピクサー映画をテーマとしたピクサー・ピア(Pixar Pier)にリニューアルされています。
パーク内のパラダイス・ピアのエリアとテーマを共有していたパラダイス・ピア・ホテルも、パークのテーマエリアのリニューアルに合わせてピクサー映画をテーマとしたホテルに模様替えをした、というわけです。
元々パラダイス・ピアやパラダイス・ピア・ホテルは、地元カリフォルニアのサンタモニカ・ビーチなどの浜辺の景観を意識したエリアで、カリフォルニアの豊かな自然や文化をテーマとするカリフォルニア・アドベンチャー・パークらしいテーマエリアでした。
このため、ピクサー映画のキャラクター人気にあやかる形で、カリフォルニアらしいテーマを捨ててしまうことに対しては、パークのテーマエリアのリニューアルの頃から根強い反対の声があり、今回のパラダイス・ピア・ホテルのリニューアルも色々と批判を浴びていたようです。
とは言え、ピクサー・スタジオもカリフォルニアのサンフランシスコ近郊、エメリービルにあるアニメーション・スタジオですから、これをテーマとしたエリアを造ること自体はカリフォルニアをテーマとするパークに相応しくないわけではないと思います。
さて、ホテルを実際に訪れてみて感じたのは、予想よりもスタイリッシュなホテルだな、という点。
ピクサーがテーマのホテルではありますが、東京ディズニーリゾートのトイ・ストーリーホテルのような映画に登場するキャラクターをイメージしたホテルではなく、映画制作を行うアニメーション・スタジオをイメージしたかのような内装が非常に特徴的です。
(トイ・ストーリーホテルのレビューについては以下の過去記事をご覧ください)
ご覧のように、ロビーフロアにはピクサー映画の制作に携わるアーティストやイラストレーターの作業工程を彷彿とさせるようなアートワークが並んでいて、アニメーションスタジオの見学に来たかのような雰囲気を味わうことができます
夜到着⇒翌日朝チェックアウトのごく短い滞在だったので機会を逃してしまいましたが、このピアノ、『ソウルフル・ワールド』のジョーがピアノを弾きに来るらしいです
悪く言えば「オフィスみたいな雰囲気」といった評価もあるようですが、個人的にはこのようなクリエイティブな雰囲気に包まれたフロアに気軽に利用できるコーヒーショップやカフェテリアもあって、まるで自分がピクサーの社員になったかのような気分になれる素敵な空間です
客室も『トイ・ストーリー』のアンディの部屋をイメージしたTDRのトイ・ストーリーホテルと比較すると、アート性のあるスタイリッシュな雰囲気を感じます。
デスクトップに置かれたルクソーランプが良い
部屋には'The Art of Pixar'というアートブックが備え付けてあります。館内のグッズショップでこの本を購入することもできます。
そして、宿泊ゲストへのプレゼントも。
中にはピクサー作品のイラストカードが入っていました。おそらく色々と種類があるんだと思いますが、今回は『カールじいさんの空飛ぶ家』のイラストを頂戴しました
空き室を1室しか見つけられず、有無を言わさず予約した部屋ですが、カリフォルニア・アドベンチャー・パークを一望できる、とても眺めの良い部屋で大満足
今回は見逃してしまいましたが、部屋からはカリフォルニア・アドベンチャー・パークのナイトタイムエンターテイメント、"ワールド・オブ・カラー"も見えるようで、フロントのキャストさんがルームキーカードにその旨とショーの開始時間をペンで書き込んでくれていました…優しい
("ワールド・オブ・カラー"の紹介記事はコチラ)
客室フロアとロビーフロアを結ぶエレベーターも素敵なデザイン
限られた滞在時間でしたが、雰囲気がとても良くて、次回また是非泊まりたいなと思いました。
このホテルでは他にも食事をしたり、グッズを買ったりしたので、また機会を改めてご紹介したいと思います