いつも遊びに来てくださってありがとうございます
去る４月５日にグランドオープンした東京ディズニーリゾートの新しいホテル、トイ・ストーリーホテルに行って来ました
既にたくさんの人がホテルの様子をレポートしているので、重複も多いと思いますが、ホテルの様子をレポートしたいと思います
今回は、バケーションパッケージで宿泊するホテルとしてトイ・ストーリーホテルを選択したので、ホテル内の隅々まで詳しくレポートというよりも、
・ チェックイン日もチェックアウト日もパークで遊ぶ場合の選択肢として、トイ・ストーリーホテルはどうなのか
という観点から書いていきたいと思います。
１．宿泊費用：初の「モデレートタイプ」は１部屋１泊28,500円から！
東京ディズニーリゾートで初めてピクサーのキャラクターをテーマにしたホテルという点でも注目度の高いトイ・ストーリーホテルですが、旅行プランを立てる上でもう一つ見逃せないのは、宿泊料の設定です。
これまで東京ディズニーリゾートには、「デラックスタイプ」のアンバサダーホテル、ディズニーランドホテル、ホテルミラコスタと、「バリュータイプ」のセレブレーションホテルという二つのカテゴリーがありましたが、トイ・ストーリーホテルは、その中間の「モデレートタイプ」のホテルとして開業しました。
スタンダードルームの宿泊料が１部屋１泊28,500円からという設定は、セレブレーションホテルよりも30％程度高く、アンバサダーホテルよりも30％程度安い価格帯です。
ディズニーホテルに価格帯による選択肢の幅が加わったというのは、とても良いことだと思います。
過去記事で、ディズニーランドパリはリゾート内に２つ星ホテルが１つ、３つ星ホテルが２つ、４つ星ホテルが２つ、５つ星ホテルが１つと、価格帯に異なる６つのホテルがあることを紹介しました。
こういう幅広い選択肢があると、特別な日に１泊するホテルとか、ヴァカンス・シーズンに何日間か滞在して、パークで遊んだりホテルでゆっくり過ご過ごしたり、その日の気分次第で自由に過ごすホテルとか、ディズニーリゾートでの過ごし方にも幅が出て来ると思います。
今までは、TDRのディズニーホテルで連泊とかはあまり考えたことが無かったのですが、トイ・ストーリーホテルだったら財政的にも実現できそう…かな
（←今は予約を取ること自体が簡単ではないので、実現するとしてもまだまだ先の話になると思いますが）
２．パークからの距離と移動手段：リゾートラインのフル活用が不可避
トイ・ストーリーホテルはディズニーリゾートラインのベイサイドステーション駅を出て徒歩約５分の場所に立地しています。
アンバサダーホテルやセレブレーションホテルと違って、パークとホテルを結ぶ宿泊者用の無料シャトルバスが無いので、パークとの間の行き来にはリゾートラインを利用するしかありません。
リゾートラインの１回の乗車料金は大人260円（小人130円）ですが、今回のように２日にわたってパークで遊ぶスケジュールの場合、大人850円（小人430円）の２日フリーきっぷを買ってしまう方が割安になるケースがほとんどだと思います。
自分の場合も、
・ チェックイン日の朝は舞浜駅からディズニーシーに向かい、荷物はコインロッカーへ
↓
・ チェックインのため、午後にディズニーシーをいったん退園しホテルへ
↓
・ チェックイン後にディズニーシーへ再入園
↓
・ ディズニーシー退園後ホテルへ
↓
・ チェックアウト日は朝食後にサービスデスクに荷物を預けてチェックアウトし、ディズニーランドへ
↓
・ ディズニーランド退園後、荷物を引き取りにホテルへ
↓
・ 荷物を受け取り、帰宅のためにホテルから舞浜駅へ
と、都合７回リゾートラインに乗車したので、その都度乗車券を買うと1,820円かかるところを、850円の２日フリーきっぷのおかげで970円割安に済ませることができたことになります。
ちなみに、バケーションパッケージでグレードの高い他のホテルを選ぶと、チェックイン時にリゾートラインのフリーきっぷがもらえたりしますが、トイ・ストーリーホテルではそういうサービスはありませんでした。
リゾートライン以外に移動手段が無い無いのにフリーきっぷは別途購入というのは、ちょっとモヤモヤ感が残ります
また、パーク体験の多くがスタンバイパス、エントリー、プライオリティシーティングなどで時間に縛られてしまう昨今、パークで遊ぶ前提で注意しておきたいのは、パークとホテルの間の移動時間です。
リゾートラインは片道運行なので、パークと行き来する際の所要時間が往路・復路で違うことも頭に入れておく必要があります。
具体的には、徒歩や列車の待ち時間も考慮に入れると、
・ ディズニーシー ⇒ トイ・ストーリーホテル は所要約25分（乗車時間８分）
・ トイ・ストーリーホテル ⇒ ディズニーシー は所要約20分（乗車時間４分）
・ ディズニーランド ⇒ トイ・ストーリーホテル は所要約20分（乗車時間３分）
・ トイ・ストーリーホテル ⇒ ディズニーランド は所要約30分（乗車時間９分）
は見込んでおいた方が良いと思います。
３．ホテル内の施設：レストランは朝食・夕食のみ、ギフトショップは予約必須
トイ・ストーリーホテル内には、
・ ブッフェ・レストラン： ロッツォ・ガーデンカフェ
・ ギフトショップ： ギフト・プラネット
・ コンビニ： ショップ・トゥギャザー
という３つの施設があります。
注意が必要なのは、ホテル内のレストラン、ロッツォ・ガーデンカフェは朝食（6:30～10:00）・夕食（18:00～21:00）のみの営業であること。
*2022年７月１日からは、朝食6:30～10:30、夕食17:00～21:00に営業時間が拡大する予定です。
ホテルのチェックインは15:00以降なので、自分の場合、バケーションパッケージで他のホテルに泊まるときは、チェックインのための一時退園がてら、ホテルのレストランで13:30以降の予約を取って、ランチとチェックインをまとめて済ませることが多いのですが、トイ・ストーリーホテルではこういうことはできません。
純粋にチェックインのためだけに一時退園してホテルに向かうか、最後までパークで遊んだ後でホテルに向かい、夜にチェックインするかのどちらかしかありません。
今回は初宿泊ということで、庭園を見て回ったり、ギフト・プラネットに立ち寄ったりする楽しみがあったので、全く気にならなかったのですが、二度目、三度目と宿泊を重ねて慣れてくると、この点はネックに感じるかも知れません。
また、ギフト・プラネットの営業終了時間もロッツォ・ガーデンカフェの最終入店時間も21:00となっているので、閉園までパークで遊んでいると、夜にこれらの施設を利用することはできませんのでご注意を。
コンビニの方は朝6:00から夜24:00まで営業しているので、夕食を食べずにうっかり閉園時間までパークで遊んだ後でホテルに辿り着いても、餓死する心配は無いと思います。
現在、ギフト・プラネットは完全事前予約制となっていて、宿泊予約成立後にコチラのサイトで利用日の５日前11:00から予約受付を行っています。
予約ができるのは１部屋１泊につき１回のみ、つまりチェックイン日又はチェックアウト日のいずれか１回しか入店予約ができないので、どのタイミングで入店するかが思案のしどころですね
今回は、パークでの予定が立て込んでいて、パークとホテルの間を何回も行き来できないので、15:00のチェックインのためにホテルに向かう時間に合わせて16:00の入店予約にしたところ、同じことを考える人も結構多いようで、店内はそこそこ混んでいました。
ということで、１日目のチェックイン時は
・ 14:30にいったんディズニーシーを退園してホテルに向かい
↓
・ 15:00にチェックイン
↓
・ 15:30に客室に到着し、部屋の中で少しくつろぐ
↓
・ 16:00にギフト・プラネット入店
↓
・ 16:40頃までホテル内の庭園を散歩したりして過ごす
↓
・ 17:00にディズニーシー再入園
という感じでした。
この後は、20:10にロッツォ・ガーデンカフェのプライオリティ・シーティングが入っていたので、19:45にディズニーシーを退園しました。
当然と言えば当然ですが、やはり立地の不利があるので、ミラコスタやランドホテルを拠点にして遊ぶ場合と比べると、バタバタと慌ただしく動くので、気ぜわしい感じです。
まあ、この点は、パーク内であれもしたい！これもしたい！という気持ちを抑え、どの辺で見切りを付けてゆっくりとホテルを楽しむことの方に気持ちを切り替えるかの問題ですね…という腹は括ったはずなのに…
こういう日に限ってエントリーが結構当選するのはなぜ！？
この日はバケーションパッケージのショー観賞券やアトラクション利用券をスケジュールどおりに使えば十分楽しめるし、後はホテルでゆっくり…
と思っていたのに、グリーティング３回にシャイニング・ウィズ・ユーのショーも当選してしまい、嬉しいやら大変やら
ホテルの敷地内見学もそこそこに、あたふたと17:00に再入園したのもそのためです
客室の詳細や食事の様子などは、次回の記事でご紹介しようと思います
※その②はコチラ
※その③はコチラ
