鍼療所から歩いてゆける郵便局に、今年もツバメが孵った。
毎年、やって来てくれるのだが、年々巣が劣化(?)してきて、小さすぎるのではないかと思っていたら、いつの間にやら増築していた。
前の道を通りながら目をやると、いつも親鳥が巣の上に見えて、卵を温めているようだった。
今日、友達に新茶を送ろうと郵便局に行ったらば、私がいつも気にしているのを知っている局員さんが 「孵りましたよ~」 と話しかけてくれた。
仰いで見れば、‥‥ 頭が4つ見えた。
親鳥がぴぴっと鳴いて、あたりを飛んでいるので、のんびりカメラを構えてもいられない。
ツバメはほんとに、人の暮らしに近いところに巣を営むので、撤去されるものもあるだろう。
けど、敢えて、多少の汚れとか不便とか、厭わないで共存する風景は、うれしうなっちゃうんだよなあ。
きっと、多くの人がそうなんだと思うよ。
ああ、今は、ほんとに、山がきれいだ。