玄鳥かえる |  みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

 みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

   みねやまみちは 石ごろごろ  坂道 よこ道 けもの道 いのちの道  
  めぐりくる 日々を しばしとどめて つむごう

   峰山鍼療所 (みねやまはりいやしどころ) のひとりごとです ♪

 鍼療所から歩いてゆける郵便局に、今年もツバメが孵った。


 毎年、やって来てくれるのだが、年々巣が劣化(?)してきて、小さすぎるのではないかと思っていたら、いつの間にやら増築していた。

 前の道を通りながら目をやると、いつも親鳥が巣の上に見えて、卵を温めているようだった。

 今日、友達に新茶を送ろうと郵便局に行ったらば、私がいつも気にしているのを知っている局員さんが 「孵りましたよ~」 と話しかけてくれた。

 仰いで見れば、‥‥ 頭が4つ見えた。



 親鳥がぴぴっと鳴いて、あたりを飛んでいるので、のんびりカメラを構えてもいられない。

 ツバメはほんとに、人の暮らしに近いところに巣を営むので、撤去されるものもあるだろう。

 けど、敢えて、多少の汚れとか不便とか、厭わないで共存する風景は、うれしうなっちゃうんだよなあ。

 きっと、多くの人がそうなんだと思うよ。




 ああ、今は、ほんとに、山がきれいだ。