創業天保年間の老舗、菊壽堂義信(大阪・北浜/淀屋橋)さんの看板商品で
大阪産(もん)名品にも認定された
「梅干し」(旧名:「甘香梅」)
をいただきました。
本日、6月16日は和菓子の日。
予約なら確実に手に入るということで、先週店頭で予約しておいたのです。
で、今日、受け取り。
梅干しのヘタの部分は紫蘇で、表面に砂糖をまぶしてあります。
ポリフォニックな味と食感で、全体としてはしっかり「和菓子」。
一度食べたら忘れられない和菓子の一つと言えます。
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お抹茶に合う。
とてもよく合う。
(京都・宇治 三星園上林三入本店 千利休御好銘「別製 初むかし」使用)
この「梅干し」、出来上がるまで4日かかるらしいです・・・
店頭販売できないのもそのためかも。
ということで、電話での予約をおすすめします。
飛び込みでお店に入っても多分売り切れていると思いますので。
【おまけ】
店頭には梅干しが「干して」ありました。
つまみ食いしたかった・・・
わたしは10個入りの「小」を買いましたが、大人数でいただくなら20個入りの「大」をおすすめします。
1週間ほど持ちます。
【もう一つおまけ】
「梅干し」の栞にある
文壇の小島政二郎先生より
「木綿の味」と賛辞頂きし
の「木綿の味」とは?
ーーわたしなりの解釈ですが、「木綿のように」落ち着いた、浮ついたところのない、日常生活に溶け込む美味しさという意味ではないかと思います。
つや消し塗装のピアノやいぶし銀のアクセサリーみたいな。
梅干や雪に薫りし後の味
甘香梅春夏秋冬茶前酒後
確かに、見た目はインパクトがありますが、とても優しい、飽きのこない味わい。
「茶前酒後」ーーくつろぎのひとときのお供にとてもいいと思います。
もちろんお抹茶にとてもよく合うのだけれど、煎茶やほうじ茶の方が合うかも。