菊壽堂義信(大阪・北浜/淀屋橋)の「梅干し」(旧名:「甘香梅」)をゲット! 〜大阪産名品〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

創業天保年間の老舗、菊壽堂義信(大阪・北浜/淀屋橋)さんの看板商品で

大阪産(もん)名品にも認定された

 

「梅干し」(旧名:「甘香梅」)

 

をいただきました。

 

本日、6月16日は和菓子の日

予約なら確実に手に入るということで、先週店頭で予約しておいたのです。

で、今日、受け取り。


白小豆使用の白餡を赤色の羊羹で包んだ珍しい作り。

梅干しのヘタの部分は紫蘇で、表面に砂糖をまぶしてあります。

ポリフォニックな味と食感で、全体としてはしっかり「和菓子」。

一度食べたら忘れられない和菓子の一つと言えます。

 

 

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お抹茶に合う。

とてもよく合う。

(京都・宇治 三星園上林三入本店 千利休御好銘「別製 初むかし」使用) 

 

この「梅干し」、出来上がるまで4日かかるらしいです・・・

店頭販売できないのもそのためかも。

 

ということで、電話での予約をおすすめします。

飛び込みでお店に入っても多分売り切れていると思いますので。

 

【おまけ】

店頭には梅干しが「干して」ありました。

つまみ食いしたかった・・・

わたしは10個入りの「小」を買いましたが、大人数でいただくなら20個入りの「大」をおすすめします。

1週間ほど持ちます。

 

【もう一つおまけ】

「梅干し」の栞にある

 

文壇の小島政二郎先生より

「木綿の味」と賛辞頂きし

 

の「木綿の味」とは?

ーーわたしなりの解釈ですが、「木綿のように」落ち着いた、浮ついたところのない、日常生活に溶け込む美味しさという意味ではないかと思います。

つや消し塗装のピアノやいぶし銀のアクセサリーみたいな。

 

梅干や雪に薫りし後の味

甘香梅春夏秋冬茶前酒後

 

確かに、見た目はインパクトがありますが、とても優しい、飽きのこない味わい。

「茶前酒後」ーーくつろぎのひとときのお供にとてもいいと思います。

もちろんお抹茶にとてもよく合うのだけれど、煎茶やほうじ茶の方が合うかも。