新型コロナのワクチンについてのQ&A集  〜WHOのScience in 5より〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

Stay safe, stay healthy and stick with science! 

安全で、健康で、いつも科学と!

 

WHO(世界保健機関)の解説動画「Science in 5(サイエンス・イン・ファイヴ)」から「新型コロナのワクチンについてのQ&A集」がリリースされました。

 

ワクチンに関する解説の要点をまとめました。

 

●今回の新型コロナワクチン接種は2回受ける必要がある。1回目の接種後、2週間以内に免疫反応があらわれ始めること、2回目の接種後に免疫反応が高まり免疫機能が強くなるまでの時間は1回目の接種後に効果が出るまでの時間よりもずっと短いことが確認されている。

●ワクチンの効果がどのくらい持続するかは現在経過観察中。現時点では何とも言えない。

●ワクチンに感染予防効果があることは臨床試験で確かめられている。しかし、たとえ無症状でも、すでに感染してしまったひとにも効くのかどうか、また他の人にうつさない効果(感染拡大防止効果)があるかどうかはまだ分かっていない。

●新型コロナを再び流行させないレベルに、国や自治体(コミュニティ)が新型コロナの感染者数を抑え込めるまでは、ワクチンの接種後も感染予防策を徹底してほしい。

特に

★マスクの着用

★フィジカル(ソーシャル)ディスタンス

★手洗い

★大人数にならない、大勢で群れない

は大切である。

●新型コロナのワクチンを接種した後も感染予防策を講じなければならない理由は大きく2つ。

(1)ある年齢層(たとえば子ども)でワクチンの効果があるのかどうか、エビデンス(科学的にきちんと評価判定できるレベルの証拠、科学的根拠)が得られていない。

(2)ワクチンの供給が間に合っていない。感染者の出ているすべての国民、コミュニティの全構成員に接種してもらうには量が足りない。→当分の間、全員が接種済みにはならない。