「色彩の画家 オットー・ネーベル展」@京都文化博物館に行ってきました! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

京都文化博物館(阪急京都線・烏丸駅から徒歩7−8分)へ

 

色彩の画家 オットー・ネーベル展

シャガール、カンディンスキー、クレーとともに 

 

に行ってきました。

 


会期:2018(平成30)年4月28日(土)〜6月24日(日)
※休館日:月曜日(ただし、4月30日(月)、5月1日(火)は開館)
※開室時間:10:00〜18:00 / 金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで)

 

会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
 

主催:京都府、京都文化博物館、産経新聞社、関西テレビ放送
 

後援:スイス大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
 

協力:スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社
 

企画協力:オットー・ネーベル財団 In cooperation with Otto Nebel Foundation,Bern

 

オットー・ネーベル(1892-1973)、初めて知りました。

と思っていたら

 

「ベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展」

 

公式サイトに書いてありました。

 

カンディンスキーやクレーと親交があったようで、

さらにシャガールなどからも影響を受けています。

 

「カンディンスキーやクレーと作風が似ている」と言われて、

確かに全体的な雰囲気は似ています。

 

しかし、似ているけれど明らかに違うーー

「当たり前ではないか」と言われればそれまでですが、

 

カンディンスキーやクレーに比べて、

隠れた重量感というのか、密度を感じさせる筆致です。

 

ボナールやヴュイヤールのような親しみやすさと、

ヴラマンクのような頑健でまじめな精神が共存しています。

 

音楽にたとえると、

マーラーやラヴェルではなく、

バルトークやヒンデミットのような。

 

6月24日までと残りはあまりありません。

 

「聞いたこのとない画家だしなあ、オットー・ネーベル」

「抽象絵画は苦手だなあ」

 

としりごみせず、ぜひ京都・烏丸まで足をお運びください。