京都文化博物館(阪急京都線・烏丸駅から徒歩7−8分)へ
色彩の画家 オットー・ネーベル展
シャガール、カンディンスキー、クレーとともに
に行ってきました。
会期:2018(平成30)年4月28日(土)〜6月24日(日)
※休館日:月曜日(ただし、4月30日(月)、5月1日(火)は開館)
※開室時間:10:00〜18:00 / 金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで)
会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
主催:京都府、京都文化博物館、産経新聞社、関西テレビ放送
後援:スイス大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
協力:スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社
企画協力:オットー・ネーベル財団 In cooperation with Otto Nebel Foundation,Bern
オットー・ネーベル(1892-1973)、初めて知りました。
と思っていたら
「ベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展」
と公式サイトに書いてありました。
カンディンスキーやクレーと親交があったようで、
さらにシャガールなどからも影響を受けています。
「カンディンスキーやクレーと作風が似ている」と言われて、
確かに全体的な雰囲気は似ています。
しかし、似ているけれど明らかに違うーー
「当たり前ではないか」と言われればそれまでですが、
カンディンスキーやクレーに比べて、
隠れた重量感というのか、密度を感じさせる筆致です。
ボナールやヴュイヤールのような親しみやすさと、
ヴラマンクのような頑健でまじめな精神が共存しています。
音楽にたとえると、
マーラーやラヴェルではなく、
バルトークやヒンデミットのような。
6月24日までと残りはあまりありません。
「聞いたこのとない画家だしなあ、オットー・ネーベル」
「抽象絵画は苦手だなあ」
としりごみせず、ぜひ京都・烏丸まで足をお運びください。