神戸ビエンナーレ2015 〜「そばつゆをたっぷりつけたそば」のような現代美術〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

事後報告。
西宮・門戸厄神「はりねずみのハリー鍼灸院のお休みの日ーー火曜日、
メリケンパークへ

神戸ビエンナーレ2015

を見に行きました。

わたし、現代美術が大好きです。
前回2013年のとき見られなかったので、今回はぜひ! という意気込み(大げさ?)で10時半ごろ会場に着くと11時開場。出鼻をくじかれました。

でも、本当に楽しかった。
むしろ美術に興味のないひとに見に行ってほしい。





ところで、「現代美術の魅力って何ですか?」と尋ねられることがあります。
いろんな答えがあるでしょう。
わたしはいつも、こう答えます。

「現代美術が魅力的なのは、作品が現代における自由の精髄だから」

知らない間に「こんなこと恥ずかしくて、罪深くて、気に入らなくて」と自分に足かせをはめていたことに気付かされるのです。

明治時代の作家、南新二の作といわれる、広く知られた小咄があります。

あるところに、蕎麦の食べ方の講釈をする江戸っ子がいた。
「そばは、さらさらとたぐり、蕎麦の先に、ほんの一寸か二寸、つゆをつけてたぐり込む。そうしなければ、そばの香りが判らねえ。」
そう言って、いつも、蕎麦をたぐっていたそうだ。

ところがこの男、病気になって、明日とも知れぬ身となった。
見舞いにいった友人が、
「なにか、言い残すことはねえか。」
と問うと、
「たった一度でいいから、蕎麦に、つゆをたっぷりつけて食べたい。」
と答えたそうです。

この「つゆをたっぷりつけた蕎麦」ーー「自由への憧れ」が形になったものが、現代美術の作品だと思うのです。
おすすめします!


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