きょうは、神戸・元町にある兵庫県社会福祉研究所で
第17回介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修
前期3日間、後期3日間の計6日間で、きょうは後期の2日目です。
1テーブル(班)に6人(1部5人)、22テーブル。
130人近い受講者が出席しました。
きょうは、実習課題の事例検討(アセスメント)会の演習がメインでした。
課外実習=実習課題の作成とは、
「要介護認定を受けている利用者のところへ行って聞き取り調査をし(インテーク面接)、その利用者のための介護サービス計画書(ケアプラン)を作成する」
というものです。
同じテーブルに着いたメンバー6人分の実習課題(ケアプラン)の妥当性を議論するという、全日程の演習中最もハードな演習です。
手書きで、割と自由。
演習では、グループのメンバーから
「どうしてこの介護サービスを入れられたのですか?」
「本人さんのご家族との関係はどうなのですか?」
「ニーズを細かく分けた方がよくないですか?」
「訪問介護の身体援助を追加で利用してみてはどうですか?」
等々、厳しい質問・ご指摘をいただきました。
終わったときにはヘトヘトになりましたが、勉強になった一日でした。
手前味噌になりますが、介護支援専門員(ケアマネジャー)になろうと頑張っているひとたちーー医療・介護業界にいるひとたちって、いいひとが多いなと思いました。
義理人情と法律の間で揺れ動いているというのか・・・
「困っているひとのためにできることはないか、自分には何ができるか」
と、研修=リハーサルであれ、みんなで真剣に考え悩んでいるというのか・・・
日本も、捨てたもんじゃないですよ。本当。
【おまけ】
受講者約130人中、8人が課外実習の内容が不十分で、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格取れないかも!? 状態になっていました(課外実習の提出は必須。忘れてきたり、あまりにお粗末な内容だったりすると研修受講修了証=資格がもらえない)。
わたしじゃないです。
研修所の職員の方が言うには、ひどいときは、130人中50人くらいもの受講者が課外実習をちゃんとやっていなくて書き直してもらわなければならなかったという・・・今日の受講者は優秀な方だったのかもしれません。