ぎっくり腰・腰痛が鍼灸治療でよくなる理由 5 〜慢性腰痛の鍼灸治療の実際〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

今回は
  
腰痛の鍼灸治療の実際

について。

(ア)急性腰痛・ぎっくり腰の治療

患部でないところを重点的に治療します。
具体的には、腰以外で押すと痛いところです。

発症後48時間以内は氷冷(アイシング)し、
サポーター、さらし、テーピングで固定します。
運動は厳禁。


(イ)慢性腰痛の治療

患部を重点的に治療します。
神経症状(しびれ、だるさ)が出ている場合、電気鍼を使う場合もあります。
冷えが原因の場合、灸を併用する場合もあります。
運動は推奨。(痛みが出ない程度で)

なぜ、そうするのか?

簡単に言えば、炎症の段階に応じて治療する方がいいからです。
ここから先は、治療経験ーー場数の問題です。


【参考URL】

「腰痛」の一般的な診断・治療指針を説明したサイトを紹介します。
西洋医学/在来医療における腰痛治療については基本的に下のサイトの内容を参考に書きます。

ご興味のある方は、用語の意味が分からなくても構いませんので、通読してみてください。
(同業者の鍼灸師の先生や専門学校の学生さんは、ちゃんと読まないといけませんよ)

兵庫県保険医協会のサイト内「学術・研究」より
西伊豆病院(静岡県)院長 仲田 和正先生の講演レジュメ