ぎっくり腰・腰痛が鍼灸治療でよくなる理由 4 〜慢性腰痛の治療〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

今回は
  
慢性腰痛

について。

「これといって思い当たることはないのに腰が痛くて・・・」

「動けないことはないけれど、体を動かすと何か痛くて・・・」(急性腰痛の後遺症を含みます)

「別の病気で長いこと寝ていたせいか、以来いつも腰が痛だるくて」

「立ち仕事/長時間の車の運転で、腰から下がとにかくパンパン」

といった訴えが多いように思います。

基本的には安静に、無理のない姿勢で過ごしていただくことが基本ですが

必要に応じて腰のサポーター/テーピングをして腰をガードすること

腰の筋量を増やすこと(注:だからといって急にウェイトトレーニングを始めるのはいけません)
同じ姿勢を取り続けないこと(注:患者さまの状態によりますが、一般的にはストレッチやウォーキングから)

(過体重・肥満の方は)体重を落とすこと

ストレスをためないこと
(注:ストレスによって、ドーパミン、エンドルフィン、GABAといった痛みをコントロールする神経伝達物質の分泌が不安定になるという説があります)
【参考文献】(英文です)

一言でいうと

腰に優しい生活習慣を確立し、
腰の筋肉の質(強度と柔軟性)を高めること

です。

それでもダメなら、「はりねずみのハリー鍼灸院」にご相談ください。

次回は、腰痛の鍼治療の実際について。
鍼を、どこに、どう打つか、なぜ打つかについて書きます。

【参考URL】

「腰痛」の一般的な診断・治療指針を説明したサイトを紹介します。
西洋医学/在来医療における腰痛治療については基本的に下のサイトの内容を参考に書きます。

ご興味のある方は、用語の意味が分からなくても構いませんので、通読してみてください。
(同業者の鍼灸師の先生や専門学校の学生さんは、ちゃんと読まないといけませんよ)

兵庫県保険医協会のサイト内「学術・研究」より
西伊豆病院(静岡県)院長 仲田 和正先生の講演レジュメ