きょう、患者さまから淡路島産のタマネギをいただきました。
大きな玉で10個ほど。
こういうのはシンプルに調理するのが一番。
オリーブオイルで炒めたものにウスターソースをかけて食べました。
おいしかった! 甘味がちがいます!
■ ■ ■
わたしの文章の先生で夏目漱石の弟子だった内田百閒(1889-1971)は学生時代、下宿先のおばさんに「西洋料理が食べたい」とリクエストしました。
すると、ヘット(牛脂)で炒め、自家製ウスターソース(?)をかけた「タマネギのあぶらいため」が毎日「西洋料理」として出たそうです。
大きな玉で10個ほど。
こういうのはシンプルに調理するのが一番。
オリーブオイルで炒めたものにウスターソースをかけて食べました。
おいしかった! 甘味がちがいます!
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わたしの文章の先生で夏目漱石の弟子だった内田百閒(1889-1971)は学生時代、下宿先のおばさんに「西洋料理が食べたい」とリクエストしました。
すると、ヘット(牛脂)で炒め、自家製ウスターソース(?)をかけた「タマネギのあぶらいため」が毎日「西洋料理」として出たそうです。
「路地いっぱいに堪らないにおいを漂わした御馳走は、玉葱のあぶらいためである。あぶらはヘットかラードか知らないが、それにソースをかけて賞味する。ソースは容器の瓶は本物のウスターでレッテルもその儘であるが、中身はおばさんの自製で、酢醤油に七味唐辛子と胡椒を入れて煮ただけのインチキソースだが、それでもうまい。そうして御馳走はそれだけで、外になんにもない。玉葱は肉に添えたのでなく、玉葱その物だけの御馳走である。」
(内田百間 『壁隣り』 ~ちくま文庫 「内田百間集成19 忙中謝客」)
「酢醤油に七味唐辛子と胡椒を入れて煮ただけ」
何だかインチキソース(?)の方が美味しそうです。
ちなみに、今晩わたしが使った「カゴメ ソースウスター醸熟」の原材料は次の通り。
「野菜・果実(トマト、たまねぎ、にんじん、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食塩、アミノ酸液、香辛料、発酵調味料、カラメル色素、香辛料抽出物、甘味料(甘草)、(原材料の一部に大豆、りんごを含む)」
タマネギはまだまだあります。
明日はポトフにしようかと思っています。
でも、単純に味噌汁の具にしてもおいしそうです。おいしいでしょう。きっと。
小松左京(1931-2011)だったか、
「煮ても焼いても生でも食べられ、保存もきくタマネギは実にチャーミングな野菜」
とタマネギを絶賛していましたが、わたしも彼の意見に賛成です。
タマネギとキャベツは食材の名わき役、重宝する野菜の双璧だと思います。
「酢醤油に七味唐辛子と胡椒を入れて煮ただけ」
何だかインチキソース(?)の方が美味しそうです。
ちなみに、今晩わたしが使った「カゴメ ソースウスター醸熟」の原材料は次の通り。
「野菜・果実(トマト、たまねぎ、にんじん、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食塩、アミノ酸液、香辛料、発酵調味料、カラメル色素、香辛料抽出物、甘味料(甘草)、(原材料の一部に大豆、りんごを含む)」
タマネギはまだまだあります。
明日はポトフにしようかと思っています。
でも、単純に味噌汁の具にしてもおいしそうです。おいしいでしょう。きっと。
小松左京(1931-2011)だったか、
「煮ても焼いても生でも食べられ、保存もきくタマネギは実にチャーミングな野菜」
とタマネギを絶賛していましたが、わたしも彼の意見に賛成です。
タマネギとキャベツは食材の名わき役、重宝する野菜の双璧だと思います。