第15章 天職(コーリング)(16) | 3.5次元の不倫

3.5次元の不倫

この本は恋愛と人生についての小説ですが、
ひきつづき児童書(英語の対訳付)を書きました。
おたのしみに!

一日見ず、三月の如し(高杉晋作)の心境でおります。メモリアルな夏もとうに過ぎ去り、日毎に秋色が濃くなってまいりました。いかが、お過ごしでいらっしゃいますか。その節のご厚情、心から感謝申し上げます。一番、飲んでいただきたかった方に、やっとお送りすることができました。ママちゃんスープです。三本入っていますので、二本は冷凍してください。長寿の源だと考えていただければ、幸いです。継続的に、お送りいたします。あと、房総の海と山の幸を、少しばかり同送させていただきました。ご賞味くださいませ。堀川での再会を契機に、どういう巡り合わせか、生活状況が好転してまいりました。まず吾朗ですが、契約成立と報奨金の授与を花道として、退職を申し出ました。今回のような顛末は、恐らくは最初で最後だろうと考えまして、これ以上しがみついて晩節を汚したくはなかったのです。ところが、予想外のことに、強く慰留されました。畑違いの営業で、短期に成果を出した手腕と熱意が大いに評価されたようです。今は、営業顧問という立場で新人の教育も任されております。お陰様で、給与も固定給となりまして、薄氷を踏むに等しい生活からようやく解放されました。私のほうにも、変化がありました。勤めております塾が新たに教室を開くことになりまして、塾長がそちらに専念するため、来年から、今の教室を任されることになりました。重い責任を負うことになりますが、増収につながることでもあり(なにしろ、息子にお金がかかりますので)、引き受けることに致しました。そしてさらに、願ってもないような展開があったのです。御方様の執筆のお話に刺激されまして、私も吾朗との歳月を活字にしてみようと考えました。企画案と目次、一章分の原稿を、パッシブエイト時代に仕事をいただいていました版元に送ってみましたところ、企画会議を通過し、出版されることになったのです。