猛 禽 生 活 Ⅱ -341ページ目

握手。


夕方、薄暗くなってジェスの先を繋いでる金具を外して自作の物と交換したいと思いケージに向かいました。少し驚いた様子でしたが何なく交換出来ました。ついでだと思い、ハリスの指や足を撫でたりしました。優しく撫でるとまんざらでもない感じ。写真のように握ってる足に指を入れても真剣に掴んで来ない。あえて素手だったのは、エガケは容認してましたが素手は少し警戒する仕草を見せたからです。それから指先を嘴に持って行って噛ませてみましたが、軽く噛む程度でした。その後は、体中を触っても嫌がる様子はなかったです。これで少しは距離が縮まったかな…と思いました。こんなことが出来るのはハリスだからでしょうね。

何とかエガケに乗りました。


今朝は、ヒヨコ1匹をエガケに握りケージの中へ腕を伸ばします。またハリスと引っ張り合いをしながら足をかけてくるチャンスを伺います。何度目かに右足をエガケにかけて来ました。が、まだ乗せているだけといった感じ。それで、エガケを腹の下から押し上げるようにもって行くと、右足に体重がかかるのを感じました。イケルかな?すると、バランスを崩しながらも左足を乗せて来ました!慣れないエガケの上でユラユラしながら餌を食べてます。餌を食べ終わった後も、しばらくそのまま据えます。しかし、餌が無くなったと分かるとアッサリ降りてしまいました…。エガケに乗っていたのは10分ほどでしたが、エガケの上で餌を食べてくれたのでまずまずといった所でしょうか。今度はエガケに飛び乗って来てくれると良いのですが…。少しづつですが、ステップアップして行く鷹の姿を見るのは飼育する者の一番の喜びです。
餌の量:ヒヨコ1匹、ウズラもも 計52g。

もう少し…。


今日は、ウズラ胸肉半分を握ってケージ内へエガケを入れてみる。用心しながら一口齧る。と、それからはガツガツと毟りながら食べました。餌をくわえた時に、わざと引っ張るとハリスも引っ張る。その時、ハリスが片足をエガケにかけて来たので、エガケを腹の下に持って行き乗ってもらおうとしたが失敗…。何度か、その要領で試しましたがダメでした。ちょっと無理したかな?仕方ないので餌を食べ終わるまでエガケは止まり木の上で。餌を食べてる隙に、ジェスについてるスイベルに繋留用の紐を装着。明日もう一度挑戦です。
本日の餌の量:52g。体重はまだ量れません。